特許
J-GLOBAL ID:200903097194320565

13CO2定量方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 祐司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-254342
公開番号(公開出願番号):特開平11-083739
出願日: 1997年09月03日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 本発明の目的は測定精度の向上を図ることができる13CO2測定方法を提供することにある。【解決手段】 13CO2存在比が異なる複数個の標準ガスを用い、その各々の12CO213CO2吸光度を測定し、該12CO2吸光度を13CO2吸光度、又は該13CO2吸光度を12CO2吸光度で割算し吸光度比を求め、該12CO2吸光度と吸光度比の関係より各々の13CO2存在比について検量線を作成し、試料ガスの12CO213CO2吸光度を測定し、該12CO2吸光度を13CO2吸光度、又は該13CO2吸光度を12CO2吸光度で割算し吸光度比を求め、該12CO2吸光度を該検量線に照合し、該12CO2吸光度における13CO2存在比と吸光度比の関係より1次近似直線を決定し、該直線に該試料ガスの吸光度比を照合し13CO2存在比を決定することを特徴とする13CO2測定方法。
請求項(抜粋):
12CO213CO2が混在する試料ガス中の12CO2に対する13CO2の存在比、または全CO2に対する13CO2の存在比を測定する方法であって、13CO2存在比が異なる複数個の13CO2存在比既知の標準ガスを用い、その各々の12CO2吸収帯における吸光度を12CO2吸光度、13CO2吸収帯における吸光度を13CO2吸光度として測定し、また該12CO2吸光度を13CO2吸光度で割り算、あるいは該13CO2吸光度を12CO2吸光度で割り算して吸光度比を求める既知試料測定工程と、前記既知試料測定工程で得られた12CO2吸光度と吸光度比の関係より、各々の13CO2存在比について検量線を作成する検量線作成工程と、13CO2存在比未知の試料ガスの12CO2吸光度と13CO2吸光度を測定し、また該12CO2吸光度を13CO2吸光度で割り算、あるいは該13CO2吸光度を12CO2吸光度で割り算して吸光度比を求める未知試料測定工程と、前記未知試料測定工程で得られた12CO2吸光度を前記検量線作成工程で得られた検量線に照合し、該12CO2吸光度における13CO2存在比と吸光度比の関係より1次近似直線を決定する近似直線決定工程と、前記近似直線決定工程で得られた1次近似直線に前記未知試料測定工程で得られた吸光度比を照合し、試料ガス中の12CO2に対する13CO2の存在比、または該全CO2に対する13CO2の存在比を決定する13CO2存在比決定工程と、を備えたことを特徴とする13CO2測定方法。
IPC (3件):
G01N 21/35 ,  G01N 21/27 ,  G01N 31/00
FI (3件):
G01N 21/35 Z ,  G01N 21/27 F ,  G01N 31/00 E

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