特許
J-GLOBAL ID:200903097198208514
油圧シリンダのフローティング装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-342484
公開番号(公開出願番号):特開平10-168949
出願日: 1996年12月06日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 従来より油圧ショベルの作業アタッチメント先端部に例えば転圧ローラを取付け、ブームシリンダをフロート状態に操作して土質面の転圧作業を行うときには、その転圧ローラに機体本体の重量の一部が作用しないので、転圧面の締固めが十分でない場合があった。本発明は、前記転圧ローラに対し作業アタッチメントと、機体本体の重量の一部を付加できるようにし、また前記転圧ローラの往復移動速度を低速と高速の少くとも2種類のモードに変えることのできる油圧シリンダのフローティング装置を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明では、油圧シリンダを切換制御する方向切換弁より前記油圧シリンダに連通する給排回路にそれぞれフロート用切換弁を設け、そのフロート用切換弁の短絡状態用油路位置は、前記油圧シリンダのボトム側油室とロッド側油室をともに絞り部を介して作動油タンクに連通せしめた。またフロート用3位置切換弁に接続した可変絞り部にチェック弁を並列に配設した。
請求項(抜粋):
建設機械,作業車両等に装着されている作業アタッチメントの少くとも一個の油圧シリンダの給排回路に、前記油圧シリンダのボトム側油室とロッド側油室に通じており、通常作動用油路位置と短絡状態用油路位置に切換可能なフロート用切換弁を設け、前記作業アタッチメントの少くとも一構成要素を作業内容に対応してフローティング状態にするようにした油圧シリンダのフローティング装置において、前記油圧シリンダを切換制御する方向切換弁より前記油圧シリンダに連通する給排回路にそれぞれフロート用切換弁を設け、そのフロート用切換弁の短絡状態用油路位置は、前記油圧シリンダのボトム側油室とロッド側油室をともに絞り部を介して作動油タンクに連通せしめ、作業アタッチメントに装備した前記油圧シリンダ以外の他油圧シリンダの作動に対応して前記油圧シリンダの伸長又は縮小変動速度が遅く抑えられることによって前記作業アタッチメントに機体本体の重量の一部を付加せしめるようにしたことを特徴とする油圧シリンダのフローティング装置。
IPC (2件):
FI (2件):
E02F 9/22 K
, F15B 13/10 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
作業車のドーザ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-274754
出願人:株式会社クボタ
前のページに戻る