特許
J-GLOBAL ID:200903097208583823

リーク電流補償回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-126165
公開番号(公開出願番号):特開平9-312530
出願日: 1996年05月21日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 IC,LSI上の素子の寄生ダイオードのリーク電流を正確に補償するリーク電流補償回路を提供する。【解決手段】 寄生ダイオードと同一電源に接続された2つの補償ダイオードD1Cd,D1Cs と、2つのカレントミラー回路12、11を有し、第一のカレントミラー回路12は、第一の補償ダイオードの逆方向リーク電流IL1を入力電流とし、2つの出力を有する。第一のカレントミラー回路12の一方の出力電流から第二の補償ダイオードの逆方向リーク電流IL2を引いた差分が、第二のカレントミラー回路11の入力電流IN0とされ、第一のカレントミラー回路12の他の出力電流と第二のカレントミラー回路11の出力電流との差電流が補償電流ICとして、寄生ダイオードD1d に供給されまたは引き抜かれる。例えば、寄生ダイオードD1d が低バイアスされている場合、第二の補償ダイオードD1Csが流すリーク電流IL2に等しい補償電流ICによりリーク電流補償が行われる。
請求項(抜粋):
集積回路を構成する素子の寄生ダイオードの逆方向リーク電流を補償する回路において、前記寄生ダイオードが接続されている電源と同じ電源に接続され、逆方向リーク電流を流す第一および第二の補償ダイオードと、前記第一の補償ダイオードの逆方向リーク電流を入力電流とする2出力の第一のカレントミラー回路と、前記第一カレントミラー回路の一方の出力端子からの出力電流と、前記第二補償ダイオードの逆方向リーク電流との差の電流を入力電流とする第二のカレントミラー回路と、を有し、前記第一のカレントミラー回路の他方の出力端子からの出力電流と、前記第二のカレントミラー回路の出力電流と、の差の電流を補償電流として、前記寄生ダイオードに供給、または引き抜くことを特徴とするリーク電流補償回路。
IPC (3件):
H03F 3/45 ,  H01L 21/8234 ,  H01L 27/088
FI (2件):
H03F 3/45 A ,  H01L 27/08 102 J

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