特許
J-GLOBAL ID:200903097209144432

薄肉鋳片による鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-001249
公開番号(公開出願番号):特開平7-204707
出願日: 1994年01月11日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 連続鋳造された薄肉鋳片の結晶粒を微細なポリゴナルフェライト粒とし、優れた機械的性質を有する鋼板を製造する。【構成】 水平に設置されて互いに反対方向へ回転駆動される一対の水冷鋳造ロール1と、水冷鋳造ロール1の両端部に押し当てられて一対のサイド堰2とで形成される空間に、重量比でC≧0.01%の炭素鋼の溶鋼Mを注入する。溶鋼Mは、水冷鋳造ロール1の周面に接触して冷却されて凝固シェルGを生成する。凝固シェルGは、水冷鋳造ロール1と同期して移動し、水冷鋳造ロールの最近接点で一体化され、厚さ10mm以下の薄肉鋳片Sになる。この薄肉鋳片を、Ar3 点以下、Ar1 点以上の温度域で、且つ20%以上の圧下率で熱間圧延する。
請求項(抜粋):
重量比でC≧0.01%の炭素鋼を、鋳型壁面が鋳片に同期して移動する連続鋳造機により厚さ10mm以下の薄肉鋳片に鋳造し、前記薄肉鋳片の鋳造に続いてAr3 点以下、Ar1 点以上の温度域で20%以上の圧下率の熱間圧延を行うことを特徴とする薄肉鋳片による鋼板の製造方法。
IPC (5件):
B21B 1/46 ,  B21B 3/00 ,  B22D 11/06 330 ,  B22D 11/12 ,  C21D 8/02

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