特許

J-GLOBAL ID：200903097211380445

耐食性に優れた缶用鋼板とその製造方法

発明者： 久々湊 英雄 ,  加藤 寿勝 ,  龍 尚稔 ,  古主 泰子 ,  登坂 章男
出願人/特許権者： 川崎製鉄株式会社
代理人 (1件)： 森 哲也 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-275620
公開番号（公開出願番号）：特開平7-126806
出願日： 1993年11月04日
公開日（公表日）： 1995年05月16日
要約：

【要約】【目的】プレス加工で製缶される2ピース缶等に好適に使用できる耐食性に優れた缶用鋼板を軟質,硬質自在に提供する。【構成】鋼板表面に露出しているAl2 O3 系介在物の大きさを5μm以下に規制し、粗大Al2 O3 系介在物粒子が鋼板面の塗装あるいはラミネートフィルムを製缶プレス加工時に破断して耐食性を劣化させる現象を防止した。

請求項（抜粋）：

成分組成が重量比で、C:0.08%以下、Si:0.03%以下、Mn:0.1 〜0.60%、P:0.02%以下、S:0.02%以下、N:0.02%以下、Al:0.03〜0.20%、残部は不可避的不純物を除きFeよりなる炭素鋼であって、鋼中の全酸素量を30ppm以下、鋼中のAl2 O3 系介在物の最大径を5 μm以下としたことを特徴とする耐食性に優れた缶用鋼板。

IPC (5件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06