特許
J-GLOBAL ID:200903097213901957

排気ガス中の有害物質の削減量の算定方法、算定システム、有害物質の排出権の取引方法及びコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-120653
公開番号(公開出願番号):特開2003-316884
出願日: 2002年04月23日
公開日(公表日): 2003年11月07日
要約:
【要約】【課題】 排気ガス中に含まれる有害物質の削減量を迅速かつ正確に算定する。【解決手段】 車両の位置情報及び車両の運転状態を受信する検知手段21と、該検知手段21から送信される前記車両の走行経路を受信して記録する移動経路の記録手段23と、この走行経路及び車両データに基いて排気ガス排出量を算出する排気ガス排出量の算出手段25と、経路案内を受けずに車両走行する場合の平均移動経路及び移動時間の推定手段27と、この推定手段27によって求めた平均排気ガス排出量を算出する平均排気ガス排出量の算出手段29と、これらの算出手段29,25によって経路案内による排気ガス中に含まれる有害物質の削減効果を算出する算出手段31とを備えた有害物質削減量の算定システム、またはそのような方法、あるいは該方法を実行するためのコンピュータプログラム、有害物質の削減量の取引方法などを提供する。
請求項(抜粋):
第1の地点から第2の地点まで走行する際に、経路案内を受けてこれらの両地点間を結ぶ適切な経路に沿って走行した場合と、経路案内を受けずに平均移動経路を走行した場合とにおける排気ガス量の差異を算定することによって、経路案内を受けて走行した場合における車両排気ガス中の有害物質の削減量の算定方法であって、算定サービス業者のコンピュータが、利用者の車両に取り付けられた位置通知機能を有する車載端末から、その車両の現在位置である第1の地点、これから向かおうとする目的位置である第2の地点、及び利用者の車両ごとに割り当てられた識別記号を受信するステップと、算定サービス業者のコンピュータが、これらの第1の地点及び第2の地点を結ぶ経路のうち経路案内によって示された前記適切な経路を複数の区間に分けるステップと、算定サービス業者のコンピュータが、前記識別記号に対応して予め記憶された又は、位置通知と一緒に送られてくる利用者の車両に関する車両データに基づいて、前記複数の区間ごとに排気ガス中の有害物質の排出量を算定して合計することにより、前記適切な経路の有害物質排出量を算定するステップと、算定サービス業者のコンピュータが、前記第1の地点及び第2の地点を結ぶ経路のうち経路案内によらずに通る平均移動経路を複数の区間に分けるステップと、算定サービス業者のコンピュータが、前記複数の区間ごとに排気ガス中の有害物質の排出量を算出して合計するステップと、算定サービス業者のコンピュータが、前記適切な経路と平均移動経路の排気ガス及び有害物質の排出量の差異を求めるステップとを含んでなる車両排気ガス中の有害物質の削減量の算定方法。
IPC (5件):
G06F 17/60 124 ,  G01C 21/00 ZEC ,  G06F 19/00 110 ,  G08G 1/00 ,  G08G 1/0969
FI (5件):
G06F 17/60 124 ,  G01C 21/00 ZEC B ,  G06F 19/00 110 ,  G08G 1/00 D ,  G08G 1/0969
Fターム (14件):
2F029AA02 ,  2F029AB01 ,  2F029AB13 ,  2F029AC02 ,  2F029AC14 ,  5H180AA01 ,  5H180BB02 ,  5H180BB04 ,  5H180FF03 ,  5H180FF12 ,  5H180FF13 ,  5H180FF22 ,  5H180FF27 ,  5H180FF32

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