特許
J-GLOBAL ID:200903097216156039

架空地線の損傷区間推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  仲村 義平 ,  堀井 豊 ,  野田 久登 ,  酒井 將行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-052713
公開番号(公開出願番号):特開2007-232485
出願日: 2006年02月28日
公開日(公表日): 2007年09月13日
要約:
【課題】架空地線に対して、落雷による損傷可能性の高い区間を推定し、効率的な点検補修を可能とする架空地線の損傷区間推定方法およびそのプログラムを提供する。【解決手段】落雷の大きさがしきい値以上である場合(ステップS104においてYESの場合)、かつ、落雷の位置がいずれかの区間からのしきい距離内に含まれる場合(ステップS106においてYESの場合)には、CPUは、当該区間または当該区間を含む区間群と対応付けてリスク値を積算する(ステップS108)。そして、CPUは、積算したリスク値のうち、所定値を超過したリスク値が存在する場合(ステップS110においてYESの場合)には、当該所定値を超過したリスク値に対応する区間または区間群に含まれる区間を落雷による損傷可能性が高いと推定する(ステップS112)。【選択図】図5
請求項(抜粋):
所定間隔毎に配置された支持物により支持され、かつ、隣接する2つの前記支持物の径間毎に区間が規定される架空地線において、落雷による損傷可能性が高い区間を推定する架空地線の損傷区間推定方法であって、 落雷標定装置から落雷の大きさおよびその位置を取得する取得ステップと、 前記取得ステップにおいて取得された落雷の大きさがしきい値以上であるか否かを判断する大きさ判断ステップと、 前記大きさ判断ステップにおいて、前記落雷の大きさが前記しきい値以上であると判断されると、前記区間の各々について、当該落雷の位置が各区間からのしきい距離内に含まれるか否かを判断する距離判断ステップと、 前記距離判断ステップにおいて、前記落雷の位置がいずれかの区間からの前記しきい距離内に含まれると判断されると、当該区間または当該区間を含む区間群と対応付けて、当該落雷による損傷可能性を示すリスク値を積算する積算ステップと、 前記積算ステップにおいて積算された前記リスク値が所定値を超過した区間または区間群に含まれる区間を、落雷による損傷可能性が高いと推定する推定ステップとからなる、架空地線の損傷区間推定方法。
IPC (1件):
G01R 31/08
FI (1件):
G01R31/08
Fターム (5件):
2G033AA01 ,  2G033AB02 ,  2G033AC06 ,  2G033AD01 ,  2G033AF01
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平1-320481号公報
  • 架空線損傷検出器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-274414   出願人:昭和電線電纜株式会社
  • 架空線状況点検装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-031905   出願人:四国電力株式会社, 株式会社四電工

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