特許
J-GLOBAL ID:200903097219987357

グルテンおよび小麦澱粉の分離回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 良子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-158180
公開番号(公開出願番号):特開平8-000201
出願日: 1994年06月17日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【構成】 薄力小麦粉及び/又は中力小麦粉に対して、生地形成前又は生地形成時に水及びグルテンを添加して、混捏して生地を形成した後、この生地を水で洗滌して澱粉を生地から洗い流して澱粉含有乳濁液を形成させ、該澱粉含有乳濁液から塊状で残留するグルテンを分離回収し、それと共に該澱粉含有乳濁液から小麦澱粉を分離回収することからなるグルテン及び小麦澱粉の分離回収方法、並びに該方法に得られたグルテン及び小麦澱粉、それらを含む食品。【効果】 本発明の方法による場合は、従来グルテン及び小麦澱粉を得るための原料粉として適さないとされてきた薄力小麦粉及び/または中力小麦粉を用いて、グルテン及び小麦澱粉のそれぞれを良好な操作性で円滑に且つ高収率で分離回収することができ、本発明で得られるグルテン及び小麦澱粉は、従来のグルテン及び小麦澱粉と同様に種々の用途に有効に使用でき、特に薄力小麦粉及び/又は中力小麦粉を主原料とする食品の製造時に添加するのに適している。
請求項(抜粋):
薄力小麦粉、中力小麦粉またはこれらの混合物からなる原料粉に対して、生地形成前または生地形成時に水およびグルテンを添加して、混捏して生地を形成した後、この生地を水で洗滌して澱粉を生地から洗い流して澱粉含有乳濁液を形成させ、該澱粉含有乳濁液から塊状で残留するグルテンを分離回収し、それと共に該澱粉含有乳濁液から小麦澱粉を分離回収することを特徴とする、グルテンおよび小麦澱粉の分離回収方法。
IPC (6件):
A23L 1/16 ,  A21D 2/26 ,  A23J 1/12 ,  A23J 3/18 502 ,  A23L 1/10 ,  B01D 43/00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭54-064655
審査官引用 (1件)
  • 特開昭54-064655

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