特許
J-GLOBAL ID:200903097220925896

2サイクル内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-150378
公開番号(公開出願番号):特開平10-325323
出願日: 1997年05月24日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 2サイクル内燃機関において、燃焼室内混合気の吹抜けを阻止して、良好な燃焼を得るとともに、燃費および排気浄化性能を高める。【解決手段】 燃焼室と燃焼室に隣接するチャンバー部との連通路に制御弁が配設され、連通路を介して燃焼室に燃料または混合気を、チャンバーに高圧縮ガスを、それぞれ供給もしくは充填する2サイクル内燃機関において、連通路は、燃焼室13からチャンバー29に高圧縮ガスが流れる第1連通路30と、チャンバー29から燃焼室13に混合気が流れる第2連通路33とからなり、制御弁36は、第1連通路30に設けられる第1制御弁38と、第2連通路33に設けられる第2制御弁37とからなり、第1制御弁38は、排気開口22閉塞時近傍で第1連通路30を連通させ、圧縮工程途中で第1連通路30を閉塞させ、第2制御弁37は、掃気開口16、17、43閉塞時近傍で第2連通路33を連通させ、圧縮工程途中で第1連通路30が閉塞される前に第2連通路33を閉塞させ、シリンダ孔5に開口された第1連通路30の開口31の上端位置は、同第2連通路33の開口34の上端位置より低くされない。
請求項(抜粋):
燃焼室と該燃焼室に隣接するチャンバー部との連通路に、該連通路を開閉自在に制御する制御弁を配設するとともに、前記連通路を介して前記燃焼室に燃料または混合気を、前記チャンバーに高圧縮ガスを、それぞれ供給もしくは充填する2サイクル内燃機関において、前記連通路は、前記燃焼室から前記チャンバーに高圧縮ガスが流れる第1連通路と、前記チャンバーから前記燃焼室に混合気が流れる第2連通路とからなり、前記制御弁は、前記第1連通路に設けられる第1制御弁と、前記第2連通路に設けられる第2制御弁とからなり、前記第1制御弁は、排気開口閉塞時近傍で前記第1連通路を連通させ、かつ、圧縮工程途中で前記第1連通路を閉塞させ、前記第2制御弁は、掃気開口閉塞時近傍で前記第2連通路を連通させ、かつ、圧縮工程途中で前記第1連通路が閉塞される前に前記第2連通路を閉塞させるとともに、前記第1連通路と前記第2連通路の各燃焼室側開口は、シリンダ孔に開口され、かつ、前記第1連通路の燃焼室側開口の上端位置が、前記第2連通路の燃焼室側開口の上端位置より低くならないようにされたことを特徴とする2サイクル内燃機関。
IPC (6件):
F02B 23/00 ,  F01L 7/02 ,  F02B 21/00 ,  F02B 25/16 ,  F02B 25/20 ,  F02F 1/22
FI (7件):
F02B 23/00 B ,  F02B 23/00 F ,  F01L 7/02 C ,  F02B 21/00 ,  F02B 25/16 R ,  F02B 25/20 Z ,  F02F 1/22 B

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