特許
J-GLOBAL ID:200903097222985837

陽子ビームデジタル画像形成システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外8名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-520597
公開番号(公開出願番号):特表2000-510023
出願日: 1997年10月27日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】陽子ビームデジタル画像形成装置は、X線源を備えるものであり、X線源は患者の部位を通過してX線ビームを作り出すことのできる治療ビーム線の中に移動させることができる。X線受像器は、患者を通過したX線を受けて、X線画像に相当する光子を発生させる。光子はTEC CCDカメラに向けられて、患者の骨格構造において選択されたモニュメントに対するビーム中心における患者の所定位置画像を形成する。また、その装置は、患者の骨格構造において選択された同じモニュメントに対するターゲットアイソセンタを表示するマスター指示画像を受ける。選択されたモニュメントに対する、患者の所定位置画像におけるビーム中心と、マスター指示画像におけるアイソセンタとの相対位置比較により、ビーム中心をターゲットアイソセンタに一致させるための、患者を移動させる量及び方向が決定される。
請求項(抜粋):
陽子源と、ガントリーに取り付けられて複数の角度から前記陽子ビームを患者に放射することができるノズルを有するビーム放射装置とを備え、患者の治療部位についてのマスター指示画像を受ける陽子ビーム治療装置の画像形成装置であって、 前記ビーム放射装置に装着され、前記患者の第1サイドに向けられた治療用ビーム進路に沿って画像形成ビームを放射することができる第1のポジションと、前記ビーム進路から移動させられて、これによって、前記陽子ビームを前記治療進路に沿って移動可能にする第2のポジションとの間で移動可能な画像形成ビーム源と、 前記ガントリーに取り付けられ、ガントリーの複数の角度位置全体にわたって前記ビーム進路の中心に位置し、前記ビーム進路に配置された患者の部位を通過した後の前記画像形成ビームを受ける画像形成ビーム受像器と、 前記受像器に近接し、前記受像器から信号を受けて、前記ビーム進路に位置する患者の体の部位についての患者所定位置画像を形成する画像キャプチャ装置と、 前記マスター指示画像及び前記患者所定位置画像の双方を受けるコントローラとを備え、 該コントローラは、1又は2以上の堅固な構造体を、前記マスター指示画像において選定し得るように構成され、それによって、前記1又は2以上の堅固な構造体に対する、患者の体において治療されるアイソセンタの相対位置が位置決めされ、また、前記1又は2以上の堅固な構造体を、前記患者所定位置画像において選定し得るように構成され、それによって、前記1又は2以上の堅固な構造体に対する前記ビーム線中心の相対位置を測定することができ、前記1又は2以上の堅固な構造体に対する前記ターゲットアイソセンタ及び前記ビーム線中心の相対位置を使用して、1又は2以上の堅固な構造体に対するビーム線の中心位置が、前記1又は2以上の堅固な構造体に対するターゲットアイソセンタの位置に一致するように、患者とガントリーとの間において必要な相対的移動を決定するものである前記画像形成装置。
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開平1-209077
  • 特開平1-274741
  • X線動画像撮影装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-005642   出願人:株式会社日立製作所
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