特許
J-GLOBAL ID:200903097226909647
酸素センサ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-068598
公開番号(公開出願番号):特開2000-266718
出願日: 1999年03月15日
公開日(公表日): 2000年09月29日
要約:
【要約】【課題】 エンジン始動時に酸素検出素子を加熱して活性化させるとともに、昇温特性の向上を図り、熱衝撃による酸素検出素子又はヒータの割れ(クラック)を防止し、マイグレーションの発生を防止し得る酸素センサを提供する。【解決手段】ヒータ3の中心軸線O1が中空部2aの中心軸線O2に対して偏心して配置されるとともに、ヒータ3と酸素検出素子2の接触位置に高温発熱域H1を配したことで、発熱部42が酸素検出素子2の必要部位に対して効率的に加熱を行い、酸素検出素子2の局部的な昇温が効率よく短時間でなし得て、酸素検出素子2の低温活性を向上させる。高温発熱域H1付近以外の区域で本体部411の軸線方向長さL(振幅)を小とすることでこの区域での発熱量を減じ、発熱部42の温度勾配(温度分布)がその軸線方向に広がりをもつようになり、線接触タイプに好ましい温度分布が得られることになる。
請求項(抜粋):
先端部が閉じた中空軸状をなし、その中空部の内外面にそれぞれ電極層を有する酸素検出素子と、前記酸素検出素子の中空部に挿入され、少なくともその先端部に発熱部を有する軸状のヒータとを備え、前記ヒータの発熱部は、軸線方向に沿って設ける複数の本体部と、それら本体部をその両端部において互いに接続する接続部とを有する一本の連続形態に形成されている抵抗発熱体が、セラミック基体の周方向に沿って配置され、前記ヒータの発熱部近傍において、該ヒータの中心軸線が前記酸素検出素子の中空部の中心軸線に対して片側に寄るように偏心して配置されるとともに、前記ヒータの発熱部表面であって前記酸素検出素子の中空部内壁面に接触する区域に、他の区域よりも高温となる高温発熱域が設けられ、該高温発熱域付近における前記本体部の軸線方向長さが他の区域におけるそれよりも大であることを特徴とする、酸素センサ。
Fターム (9件):
2G004BB01
, 2G004BC02
, 2G004BD05
, 2G004BE22
, 2G004BF19
, 2G004BG05
, 2G004BH15
, 2G004BJ02
, 2G004BK04
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