特許
J-GLOBAL ID:200903097229063552

金型装置及び歯車付き樹脂製ローラの射出成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 孝久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-356895
公開番号(公開出願番号):特開平10-180790
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】優れた外観特性等の諸特性を付与することができる、中空部を有する歯車付き樹脂製ローラの射出成形方法を提供する。【解決手段】射出成形方法は、(A)キャビティの軸線L2上に配設された樹脂射出部11と、(B)キャビティ13内に射出された溶融樹脂内に加圧流体を導入するための加圧流体導入部12と、(C)栓体20を備えた金型装置を用い、(イ)溶融樹脂の射出開始前、栓体20をキャビティ13内の前進端位置に保持し、(ロ)樹脂射出部11からの溶融樹脂の射出開始後、キャビティの軸線L2に沿って後進端位置に向かって栓体20を移動させ、(ハ)栓体20の移動中に、キャビティ13内の溶融樹脂内に加圧流体導入部12から加圧流体を導入し、(ニ)更に、キャビティの軸線L2に沿って栓体20を後進端位置まで移動させた後、樹脂をキャビティ内で冷却、固化させ、以って、樹脂内に中空部を形成する各工程から成る。
請求項(抜粋):
キャビティが設けられた金型を有し、該キャビティ内に溶融樹脂を射出し、次いで、該キャビティ内の溶融樹脂に加圧流体を導入することによって、中空部を有し、ローラ部、及び該ローラ部の少なくとも一端部に設けられた歯車から構成された歯車付き樹脂製ローラを成形するための金型装置であって、(A)キャビティ内に溶融樹脂を射出するために、ローラ部を形成すべきキャビティの部分の軸線上に配設されている樹脂射出部と、(B)キャビティ内に射出された溶融樹脂内に加圧流体を導入するための加圧流体導入部と、(C)キャビティ内に配設され、ローラ部を形成すべきキャビティの部分の軸線と平行な方向に、且つ、樹脂射出部から離れる方向に移動可能な栓体、を備えていることを特徴とする金型装置。
IPC (5件):
B29C 45/00 ,  B29C 45/26 ,  B29D 31/00 ,  B29L 22:00 ,  B29L 31:32
FI (3件):
B29C 45/00 ,  B29C 45/26 ,  B29D 31/00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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