特許

J-GLOBAL ID：200903097234580107

車両用自動変速装置の変速制御方法

発明者： 中嶋 泰裕 ,  八田 克弘
出願人/特許権者： 三菱自動車工業株式会社
代理人 (1件)： 長門 侃二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-138976
公開番号（公開出願番号）：特開平5-332438
出願日： 1992年05月29日
公開日（公表日）： 1993年12月14日
要約：

【要約】【目的】 ダウンシフト時におけるエンジン回転の過大なオーバシュートや変速ショックを防止する。【構成】 高速段側摩擦係合要素の作動油圧を、入力軸回転速度変化率を目標値に合致させるようにフィードバック制御して入力軸回転速度を低速段同期回転速度に向けて増加させ、低速段側摩擦係合要素に作動油圧を供給開始した時点から当該低速段側摩擦係合要素に供給した作動油量の累積値を逐次求め、累積値が所定判別値に到達した後に高速段側摩擦係合要素の係合を完全に解除する一方、低速段側摩擦係合要素を完全に係合させる。

請求項（抜粋）：

高速段を確立させる摩擦係合要素に供給されている作動油圧を解放する一方、低速段を確立させる摩擦係合要素に作動油圧を供給してダウンシフトさせる車両用自動変速装置の変速制御方法において、前記高速段側摩擦係合要素の作動油圧を、入力軸回転速度変化率を目標値に合致させるようにフィードバック制御して入力軸回転速度を低速段同期回転速度に向けて増加させ、低速段側摩擦係合要素に作動油圧を供給開始した時点から当該低速段側摩擦係合要素に供給した作動油量の累積値を逐次求め、累積値が所定判別値に到達した後に高速段側摩擦係合要素の係合を完全に解除する一方、低速段側摩擦係合要素を完全に係合させることを特徴とする車両用自動変速装置の変速制御方法。