特許
J-GLOBAL ID:200903097238793920

ヘッド位置検出方法及びヘッド位置決め方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 則次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-101789
公開番号(公開出願番号):特開平7-287950
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 ハード磁気ディスク装置においてヘッドの位置検出を正確に行う。【構成】 位置の異なる第1、第2、第3及び第4のバースト信号記録領域A、B、C、Dを2トラックピッチを1つの周期として設ける。2トラックピッチの範囲をゾーン0からゾーン8に分割してヘッドの位置するゾーンを検出する。ヘッドが位置するゾーンを4つのバースト再生信号の出力の大小関係で判定する。ヘッドが位置するゾーンの判定によってヘッドが2つのトラックの内のどちらに位置するかが分る。ヘッド位置誤差信号Pe を得るために2トラックピッチを512に分割する。ヘッドが512のどこに位置するかを4つのバースト再生出力の内の2つの差と別の2つの差との比とゾーン番号とを変数とする所定の式に従って求める。
請求項(抜粋):
同心円状に複数のトラックを有し、各トラックはデータセクタとサーボセクタを有し、偶数番目のトラックのサーボセクタには前記データセクタにおけるトラックの幅(W)と実質的に同一のディスク半径方向の幅(W)を有して前記偶数番目のトラックの前記データセクタのトラックのディスク半径方向位置と同一の位置に第1のヘッド位置決め用サーボ信号記録領域(A)が設けられ、奇数番目のトラックのサーボセクタには前記第1のヘッド位置決め用サーボ信号記録領域(A)のディスク半径方向の幅(W)と同一の幅(W)を有して前記ディスク半径方向において前記奇数番目のトラックの前記データセクタのトラックの位置と同一であり且つ前記ディスクの円周方向において前記第1のヘッド位置決め用サーボ信号記録領域(A)と異なる位置に第2のヘッド位置決め用サーボ信号記録領域(B)が設けられ、前記第1及び第2のヘッド位置決め用サーボ信号記録領域(A、B)の幅(W)と同一の幅(W)を有して前記偶数番目のトラックの中心位置とこの偶数番目のトラックの一方の側に隣り合っている奇数番目のトラックの中心位置との中間にその中心があり且つ前記ディスクの円周方向において前記第1及び第2のヘッド位置決め用サーボ信号記録領域(A、B)と異なる位置に第3のヘッド位置決め用サーボ信号記録領域(C)が設けられ、前記第1、第2及び第3のヘッド位置決め用サーボ信号記録領域(A、B、C)の幅(W)と同一の幅(W)を有して前記偶数番目のトラックの中心位置と前記偶数番目のトラックの他方の側に隣り合っている奇数番目のトラックの中心位置との中間にその中心があり且つ前記ディスクの円周方向において前記第1、第2及び第3のヘッド位置決め用サーボ信号記録領域(A、B、C)と異なる位置に第4のヘッド位置決め用サーボ信号記録領域(D)が設けられている記録媒体ディスク(3)と、前記ディスク(3)を回転するためのディスク回転手段と、前記ディスク(3)との相対的走査運動によって前記データセクタのデータ及び前記第1、第2、第3及び第4のヘッド位置決め用サーボ信号記録領域(A、B、C、D)の信号を再生するためのものであって、前記トラックの幅(W)と実質的に同一の幅を再生するように形成された信号変換ヘッド(4)と、前記ヘッド(4)を前記ディスク(3)の半径方向に移動して前記ディスクの半径方向の所望位置に前記ヘッド(4)を位置決めするヘッド位置決め手段とを備えたディスク記録再生装置において、前記ヘッド(4)の前記ディスク(3)の半径方向位置を検出する方法であって、前記ヘッドと前記ディスクとの円周方向の相対的走査運動をさせて前記第1、第2、第3及び第4のヘッド位置決め用サーボ信号記録領域(A〜D)の配置されている円周方向位置において前記ヘッドの出力をサンプリングして第1、第2、第3及び第4の再生信号(Va 、Vb 、Vc 、Vd )を得る第1のステップと、前記第1、第2、第3及び第4の再生信号(Va 、Vb 、Vc 、Vd )の大小関係に基づいて前記ヘッドが特定された2トラックピッチの範囲を均等に複数に分割することによって決定された複数の仮想ゾーンの内のどのゾーンに位置しているかを判定する第2のステップとを有することを特徴とするヘッド位置検出方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭62-058069
  • 特開平4-358367
  • ディスク装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-047517   出願人:富士通株式会社

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