特許
J-GLOBAL ID:200903097246129907

芳香族ポリカーボネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-118080
公開番号(公開出願番号):特開平10-306158
出願日: 1997年05月08日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】溶融法により芳香族ポリカーボネートを製造するプロセスにおいて末端封止剤または重合促進剤の原料コストを下げる。【解決手段】末端封止剤または重合促進剤として下記式(1)【化1】(式中、R1はメチル基またはエチル基であり、Xは炭素数1から30のアルキル基、炭素数1から30のアルコキシ基、炭素数6から30のアリール基、または炭素数6から30のアリールオキシ基を表わす。)で表わされる特定のサリチル酸エステル誘導体を用い、末端封止反応または重合促進反応において生成するサリチル酸エステルを回収し、回収されたサリチル酸エステルより製造されたサリチル酸エステル誘導体を末端封止剤または重合促進剤として利用する。
請求項(抜粋):
溶融法により芳香族ポリカーボネートを製造する方法において、下記式(1)【化1】(式中、R1はメチル基またはエチル基であり、Xは炭素数1から30のアルキル基、炭素数1から30のアルコキシ基、炭素数6から30のアリール基、または炭素数6から30のアリールオキシ基を表わす。)[ここで炭素数1から30のアルキル基および炭素数1から30のアルコキシ基は2-(メトキシカルボニル)フェニルオキシカルボニル基、2-(エトキシカルボニル)フェニルオキシカルボニル基、2-(メトキシカルボニル)フェニルオキシカルボニルオキシ基、2-(エトキシカルボニル)フェニルオキシカルボニルオキシ基で置換されていても良く、また、炭素数6から30のアリール基および炭素数6から30のアリールオキシ基は、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、2-(メトキシカルボニル)フェニルオキシカルボニル基、2-(メトキシカルボニル)フェニルオキシカルボニル基、炭素数1から30のアルキル基、炭素数1から30のアルコキシ基、炭素数1から30のアラルキル基で置換されていても良い]で表されるサリチル酸エステル誘導体を末端封止剤としてまたは重合促進剤として用い、末端封止反応または重合促進反応において生成する下記式(2)【化2】(ここでR1は上記式(1)に同じ)のサリチル酸エステルを回収し、回収されたサリチル酸エステルより製造されたサリチル酸エステル誘導体を末端封止剤または重合促進剤として利用することを特徴とする芳香族ポリカーボネートの製造方法。
IPC (3件):
C08G 64/20 ,  C08G 64/14 ,  C08G 64/30
FI (3件):
C08G 64/20 ,  C08G 64/14 ,  C08G 64/30
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-175723

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