特許
J-GLOBAL ID:200903097246959063

圧延板材の形状制御圧延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-031170
公開番号(公開出願番号):特開平8-215729
出願日: 1995年02月20日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は多段クラスタ圧延機で板を圧延する際、エッジクリップ部圧延における圧延能率の低下、形状不良部分の増大、或いは短時間の形状変動に追随困難という問題を解消し、エッジクリップ部の圧延に最適な形状修正機構を設けることにより高能率かつ全自動化可能の形状制御圧延法とその装置を提供する。【構成】 エッジクリップ部を適正に圧延するために、予めクリップ実施時に、板材の長手方向のクリップ位置、幅方向のクリップ位置およびクリップの大きさをトラッキング情報として登録し、このトラッキング情報をもとに形状修正のための修正値を算定しておき、圧延中の定常圧延をエッジクリップ部の圧延機直前位置で修正し、この修正値でエッジクリプ部を圧延した後直ちに修正値を元の定常圧延設定値に戻すことによりエッジクリップ部の圧延に最適な形状修正制御を可能とする。
請求項(抜粋):
エッジクリップ部を有する圧延板材を、バックアップロールクラウン調整装置、ロールシフト装置およびロールベンデイング装置を有する多段クラスタ圧延機で圧延する方法において、予め板材の長手方向のクリップ位置、幅方向のクリップ位置およびクリップの大きさをトラッキング情報として登録し、そのトラッキング情報をもとにエッジクリップ部の形状修正値を算出し、圧延時、エッジクリップ部の圧延機到来直前に自動形状制御を解除するとともに、前記形状修正値を出力し、バックアップロールクラウン量、ロールシフト量およびロールベンデイング力を修正してエッジクリップ部を形状矯正する非定常圧延を行い、エッジクリップ部圧延完了後直ちに非定常圧延から定常圧延の自動形状制御の設定値に戻して通常圧延を続行することによりエッジクリップ部の圧延に最適な形状修正制御を行うことを特徴とする多段クラスタ圧延機による圧延板材の形状制御圧延方法。
IPC (4件):
B21B 37/28 ,  B21B 37/00 BBH ,  B21B 37/42 ,  B21B 37/38
FI (4件):
B21B 37/00 118 ,  B21B 37/00 BBH ,  B21B 37/00 116 F ,  B21B 37/00 116 Q

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