特許
J-GLOBAL ID:200903097247129358

アルミニウム缶検査装置およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-192517
公開番号(公開出願番号):特開平8-054365
出願日: 1994年08月16日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】同一アルミ缶に充填された飲料中のアルミニウム濃度の経時的変化を測定してアルミ缶の保護膜のピンホール量を評価する。【構成】 気体導入管42から所定の温度、圧力の二酸化炭素を連続的に導入し、缶容器本体10を気体48の雰囲気中に置く。この状態で一定期間、缶容器本体10および気体48を保管し、缶容器本体10からアルミニウムを溶出させ、一定周期でポテンショスタット44により標準電極38と測定電極322(缶胴10)との間の電流を測定し、気体48の抵抗値を算出する。算出された各時点における抵抗値に基づいて水溶液46中のアルミニウム濃度を求めることができ、このアルミニウム濃度に基づいて缶胴10の保護膜の品質を評価、および、検査することができる。
請求項(抜粋):
所定の水溶液を入れた缶蓋を付す部分に開口部を有するアルミニウム缶を実質的に密閉した条件で該アルミニウム缶に所定の圧力を加える加圧手段と、前記加圧手段を介して前記開口部から前記アルミニウム缶の内壁に所定の距離を保って前記水溶液に浸漬される標準電極と、前記加圧手段を介して前記開口部から前記水溶液に浸漬される対電極と、前記加圧手段を介して前記アルミニウム缶の底部と導電する測定電極と、前記標準電極と前記測定電極との間に生じる電位差の変化を打ち消す電流を前記対電極から流し、動電位法により該標準電極と該測定電極の間に流れる電流を測定する電流測定手段とを有するアルミニウム缶検査装置。
IPC (4件):
G01N 27/26 351 ,  B65D 8/04 ,  G01N 17/02 ,  G01R 27/02

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