特許
J-GLOBAL ID:200903097247322182

2相ステンレス鋼溶接管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-299675
公開番号(公開出願番号):特開平8-155663
出願日: 1994年12月02日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】母材と同等程度の耐食性を備える溶接部を有する2相ステンレス鋼溶接管のレーザー溶接法を用いた製造方法の提供。【構成】2相ステンレス鋼からなる素材帯鋼をオープンパイプ状に成形した突き合わ部にレーザービームを照射するに際し、レーザー出力をP(kW)、溶接速度をV(m/min)、素材帯鋼肉厚をt(mm)、帯鋼両エッジ部の予熱温度をT(°C)とした時、下式(1)を満たす条件でレーザー溶接を行った後、溶接シーム部に1000〜1100°Cの後熱処理を施す。P≧0.4Vt/exp(aT)≧20 ・・・・・・・ (1)ただし、a:定数(=0.0006)予熱無しの場合、T=0°C。【効果】完全貫通溶接が可能で、かつ溶接金属中からの脱窒素が防止できるので、溶接部の耐食性が向上する。
請求項(抜粋):
2相ステンレス鋼からなる素材帯鋼を成形ロール群に通して連続的にオープンパイプ状に成形し、帯鋼両エッジをスクイズロールによって相互に突き合わせ、この突き合わせ部にレーザービームを照射して造管溶接するに際し、レーザー出力をP(kW)、溶接速度をV(m/min)、素材帯鋼肉厚をt(mm)、帯鋼両エッジ部の予熱温度をT(°C)としたとき、下式(1)を満たす条件でレーザー溶接を行った後、溶接シーム部を1000〜1100°Cで後熱処理することを特徴とする2相ステンレス鋼溶接管の製造方法。 P≧0.4Vt/exp(aT)≧20 ・・・・・・・・・・(1)ただし、a:定数(=0.0006)予熱無しの場合、T=0°C
IPC (6件):
B23K 26/00 ,  B23K 26/00 310 ,  B21C 37/08 ,  C21D 9/08 ,  C21D 9/50 101 ,  C22C 38/00 302

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