特許
J-GLOBAL ID:200903097252581641
MRI装置及びASLイメージング方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
波多野 久
, 関口 俊三
, 猿渡 章雄
, 古川 潤一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-037183
公開番号(公開出願番号):特開2004-242948
出願日: 2003年02月14日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【課題】ASL法におけるTd時間(ラベリングした血液が関心領域に到達するまでの遅れ時間)に因る誤差を軽減でき、且つ、磁化のラベリング効果による感度を従来のSS-ASL法に匹敵する程度に高めることができる速度選択タイプのASLイメージングを提供する。【解決手段】MRI装置は、被検体の撮像領域に対してASL(Arterial Spin Labeling)法に基づくコントロールモード及びタグモードのパルスシーケンスに拠るスキャンをそれぞれ実行して撮像領域のASL画像を得る。パルスシーケンスは、撮像領域を通過し且つ一定の速度範囲を有する血流の磁化スピンを選択的に励起して横磁化とし、この横磁化を縦磁化に戻す励起を行う速度選択パルスBVS-pulseを含む。この速度選択パルスは、速度選択励起時にコントロールモード及びタグモードそれぞれにて励起された横磁化が互いに逆極性に位相シフトを生じさせるように生成される。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
被検体の撮像領域に対してASL(Arterial Spin Labeling)法に基づくコントロールモード及びタグモードのパルスシーケンスに拠るスキャンをそれぞれ実行して前記撮像領域のASL画像を得るように構成したMRI装置において、
前記パルスシーケンスに、前記撮像領域を通過し且つ一定の速度範囲を有する流体の磁化スピンを選択的に励起して横磁化とした後、この横磁化を縦磁化に戻す励起を行う速度選択パルスを設定し、
この速度選択パルスを、当該速度選択パルスによる速度選択励起時に前記コントロールモード及びタグモードそれぞれにおいて励起された縦磁化が互いに逆極性になるように形成したことを特徴とするMRI装置。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B5/05 382
, G01N24/08 510Y
Fターム (11件):
4C096AA10
, 4C096AA17
, 4C096AB07
, 4C096AC01
, 4C096AD06
, 4C096BA15
, 4C096BA19
, 4C096BA20
, 4C096BA31
, 4C096DA06
, 4C096DC33
前のページに戻る