特許
J-GLOBAL ID:200903097253327862

自動車の圧縮式操向コラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-000082
公開番号(公開出願番号):特開平8-268297
出願日: 1996年01月04日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【課題】 車両の衝突時に操向コラムが運転者に向かって移動せず、運転者が操向ハンドルと衝突する際に受ける衝撃力を最小化できる圧縮式操向コラム装置を提供する。【解決手段】 内部にガスを充填すると剛性が増加し、ガスを排出すると柔軟性が増加する材質の構成になる操向ハンドルと、コントローラの制御にしたがって変化するガスの圧力により長さ方向にスライド移動して車両の衝突時に運転者が操向ハンドルに衝突する2次衝撃を減少させる、操向ハンドルに連結した操向コラム部とを備え、操向コラム部は複数個の中空コラムを有し、コントローラの制御によって操向コラムの内部に供給しそこから排出される貯蔵容器に貯えた加圧ガスとを有し、車両の衝突を検知すると、操向コラム内部のガスが外部に排出され操向コラムは長さ方向に収縮して運転者と操向ハンドルとの間の距離が遠くなり、内部のガスを排出した操向ハンドルの柔軟性が増加して運転者に一種のエアークッションとして作用する。
請求項(抜粋):
内部に中空部を形成した操向ハンドルと、前記操向ハンドルに固着し、内部に充填ガスを有し、長さ方向に摺動自在に移動する少なくとも一つの操向コラムを具備する操向コラム部と、そして前記操向ハンドル及び前記操向コラム部の内部にガスを供給し、前記操向ハンドル及び前記操向コラム部の内部の圧力を所定レベルに維持し、前記操向ハンドル及び前記操向コラム部の内部の圧力が所定レベル以下に下降するとき、警報を発し、そして自動車の衝突を検知して前記操向ハンドル及び前記操向コラム部からガスを排出する制御手段とを備えることを特徴とする自動車の圧縮式操向コラム装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-005269
  • 特開昭56-005269

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