特許
J-GLOBAL ID:200903097260301887

連続鋳造用鋳型内部の偏流検知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-086460
公開番号(公開出願番号):特開平5-245607
出願日: 1992年03月09日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 長期に亘っての高精度での偏流の検知を簡略な測定系の構成により実現する。【構成】 複数の注湯口2a,2b から連続鋳造用の鋳型1に注湯するに際し、各注湯口2a,2b からの注湯量の不均衡に伴う偏流の発生を検知する方法において、鋳型1に供給される冷却水の入,出側間の温度差を、入側温度計12,13 及び出側温度計14,15 の計測結果から温度差算出部16,17 によって算出し、これらの算出結果に基づき、偏流検知部18において偏流の評価指数を時系列的に求め、求めた評価指数の推移を周波数解析してそのパワースぺクトルを求め、求めたパワースぺクトルにおける特定周波数成分のパワーの大きさに基づいて偏流の発生を検知するようにしている。
請求項(抜粋):
複数の冷却系統から供給される冷却水によって冷却される連続鋳造用の鋳型に複数の注湯口から注湯するに際し、各注湯口からの注湯量の不均衡に伴う偏流の発生を検知する方法において、前記鋳型に供給される冷却水の入,出側間の温度差を、前記各注湯口からの注湯の流れ方向にある冷却系統にて夫々検出し、これらの検出結果に基づいて偏流の評価指数を時系列的に求め、求めた評価指数の推移を周波数解析してそのパワースぺクトルを求め、求めたパワースぺクトルにおける特定周波数成分のパワーの大きさに基づいて偏流の発生を検知することを特徴とする連続鋳造用鋳型内部の偏流検知方法。

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