特許
J-GLOBAL ID:200903097273285317
トラヒックシェーパ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-042319
公開番号(公開出願番号):特開平9-238159
出願日: 1996年02月29日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 バッファメモリの中からセルを格納すべき空き領域を短時間で探索することのできるトラヒックシェーパ装置を提供する。【解決手段】 開始位置信号14は、一定レートで巡回的に読み出されるn×m個の格納領域を備えたリングメモリの中で今回のセルの理想的送出時刻に読み出される領域を示している。第1〜第mのセクタ回路121 〜12m は、リングメモリをm個に分けた各セクタ内で理想的送出時刻に最も近い時刻に読み出される空き状態の格納領域を互いに並行して同時に探索する。中領域探索回路21は、セクタ回路121 〜12m の探索終了後、それらの探索結果の中から理想的送出時刻に最も近い時刻に読み出される空き状態の格納領域を探索する。リングメモリを複数のセクタに分けて、それらの検索を同時かつ並行して行うので、全領域をシーケンシャルに順次探索する場合に比べて探索時間を短縮できる。
請求項(抜粋):
非同期転送モードの通信回線に送出すべきセルを格納するための格納領域を複数備えたリングメモリと、このリングメモリに格納されているセルを所定の読出レートで一定方向に巡回して読み出す読出手段と、前記リングメモリに格納すべき新たなセルが生じたときこれを前記通信回線に送出すべき送出時刻を求める送出時刻算出手段と、前記リングメモリの有する複数の格納領域を2以上に分けたセクタごとに設けられ、前記送出時刻が求められたとき各セクタ内でこの送出時刻に最も近い時刻に読み出される空き状態の格納領域を互いに並行して探索する複数のセクタ探索手段と、これら複数のセクタ探索手段による探索が終了したとき前記送出時刻に最も近い時刻に読み出される空き状態の格納領域をこれらセクタ探索手段の探索結果の中から探索する最適格納領域探索手段とを具備することを特徴とするトラヒックシェーパ装置。
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