特許
J-GLOBAL ID:200903097275817111

印刷用塗被紙の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 正幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-276681
公開番号(公開出願番号):特開平9-095897
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 高温キャレンダー処理するときに生ずるチルドロール面の曇りや通紙時に発生し易いブロッキング等の難点を解消し、また、ガラス転移温度が高いラテックスによって発生するインキ着肉性の低下を防ぎ、同時に紙腰が強く、高光沢を有し、塗被操業性と品質良好な印刷用塗被紙を提供する製造方法。【解決手段】 顔料および接着剤を主成分とする塗被組成物の接着剤として、ガラス転移温度が20〜50°Cの重合体ラテックスを5〜30重量部用い、かつ塗被層中に炭素数が6〜22の脂肪族炭化水素基を有する燐酸エステル金属塩を離型剤として含有せしめることを特徴とする印刷用塗被紙の製造方法。
請求項(抜粋):
原紙上に顔料および接着剤を主成分とする塗被組成物を塗被乾燥後、100°C以上の高温キャレンダーに通紙して仕上げする印刷用塗被紙の製造方法において、顔料100重量部に対する接着剤としてガラス転移温度が25〜50°Cの重合体ラテックスを固形分として10〜30重量部含有し、かつ塗被組成物中に炭素数が6〜22の脂肪族炭化水素基を有する燐酸エステル金属塩を離型剤として顔料100重量部に対して0.1〜5.0重量部含有せしめることを特徴とする印刷用塗被紙の製造方法。

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