特許
J-GLOBAL ID:200903097276458239

巻上機および懸垂荷重のための走行装置の制動方法とその走行装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-099523
公開番号(公開出願番号):特開2000-086152
出願日: 1999年04月07日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】 制動時、走行装置および走行レールに大きな摩耗を伴うローリングを回避する制動方法、およびこの方法の実施に適する走行装置を提供する。【解決手段】 巻上機および懸垂荷重のための走行装置の制動方法において、走行装置が、互いに間隔を置く走行路を備えた走行レール1を有し、これらの走行レールに軸方向に間隔を置いた車輪7が支持されており、これらの車輪の1つが、ウォーム歯車装置7bを介して、直接、電動モータ7aによって駆動され、これらの車輪が荷重懸垂装置のあるフレーム内に回転支承されている。セルフロックするウォーム歯車装置を有する走行装置に対して、始動過程で、常に始動時定数が、モータトルクMの平均的な経時的トルク上昇変化によって規定され、走行装置を制動するために、モータトルクMの瞬時的な経時的トルク変化が、常に始動時定数より大きい時定数で行われるように、モータトルクMを低下させる。
請求項(抜粋):
ウォーム歯車装置を介して、電動モータによって駆動される少なくとも1つの車輪を有する、巻上機および懸垂荷重のための走行装置の制動方法において、セルフロックする前記ウォーム歯車装置(7b)を有する前記走行装置に対して、定常モータ電圧(U0)を印加した後の始動過程で、始動時定数が、モータトルク(M)の平均的な経時的トルク上昇変化を、定常状態におけるのモータトルク(M0)で除した商から規定され、さらに該走行装置を制動するために、モータトルク(M)を低下させるあらゆる時点(t)で、モータトルク(M)の瞬時的な経時的トルク変化が、前記始動時定数より大きい時定数で制動が行われるようにすることを特徴とする巻上機および懸垂荷重のための走行装置の制動方法。
IPC (3件):
B66C 13/22 ,  B66C 11/06 ,  B66C 13/24
FI (3件):
B66C 13/22 S ,  B66C 11/06 ,  B66C 13/24

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