特許
J-GLOBAL ID:200903097282041935

メモリダンプ採取方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-005807
公開番号(公開出願番号):特開平7-210428
出願日: 1994年01月24日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 システムが異常を検知してシステムを停止し、メモリダンプ採取後、短時間にシステムを再立ち上げすることができるメモリダンプ採取方式。【構成】 運転中にシステムが運転不可能な異常を検知した場合、システム停止処理20に制御が渡され、システムの停止処理、運転不可能な異常の情報の収集がおこなわれて、メモリダンプ採取処理に制御が渡される。実メモリ採取処理21は、実メモリ16をダンプファイル12に出力し、フラグ設定処理22は、実メモリ16がダンプファイル12に出力された後、システムディスク10内のシステム立ち上げ情報ファイル11に新ページファイル14を作成することを示すフラグ15を設定し、システムを立ち上げ処理に制御を渡す。フラグ参照処理23は、フラグ15を読み込む。ページファイル作成処理24は、フラグ15が新ページファイル14を作成することを示している場合、新ページファイル14を作成し、システムを立ち上げる。
請求項(抜粋):
実メモリと、外部記憶装置と、該外部記憶装置内に設けられたページアウトされたメモリを格納するページファイル、実メモリを退避するダンプファイル、及び、外部記憶装置上にページファイルを作成することを指示するフラグを有するシステム立ち上げ情報ファイルとを備え、運転中にシステムが運転不可能な異常を検知した場合、メモリをダンプファイルに退避し、システムを再立ち上げする機能を有する計算機システムのメモリダンプ採取方式において、システム停止時に、実メモリの内容をダンプファイルに退避し、システム立ち上げ情報ファイルにページファイルを作成するフラグを設定すると共に、システム立ち上げ時に、システム立ち上げ情報ファイルからページファイルを作成するフラグを参照し、このフラグに従い新規ページファイルを作成することにより、旧ページファイルをダンプファイルとして保存することを特徴とするメモリダンプ採取方式。

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