特許

J-GLOBAL ID：200903097285235447

フラーレン類の製造方法

発明者： 野口 直樹
出願人/特許権者： 三菱化学株式会社
代理人 (1件)： 長谷川 曉司
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-325704
公開番号（公開出願番号）：特開2004-161501
出願日： 2002年11月08日
公開日（公表日）： 2004年06月10日
要約：

【課題】フラーレン類、多環状芳香族炭化水素、及び炭素系高分子成分の混合物から、系外に多環状芳香族炭化水素を排出することなくフラーレンを単離する。【解決手段】(工程A)炭化水素化合物を原料として、燃焼法又は熱分解法によりフラーレン類、多環状芳香族炭化水素及び炭素系高分子成分の混合物を生成する工程、(工程B)少なくともフラーレン類と多環状芳香族炭化水素を含む混合物を不活性ガスの下で加熱して多環状芳香族炭化水素を昇華して分離する工程、及び(工程C)工程Bで得られた多環状芳香族炭化水素を工程Bの昇華に必要な熱原料として再利用する工程とを含むフラーレン類の製造方法。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

(工程A)炭化水素化合物を原料として、燃焼法又は熱分解法によりフラーレン類、多環状芳香族炭化水素及び炭素系高分子成分の混合物を生成する工程、 (工程B)少なくともフラーレン類と多環状芳香族炭化水素を含む混合物を不活性ガスの下で加熱して多環状芳香族炭化水素を昇華して分離する工程、 及び(工程C)工程Bで得られた多環状芳香族炭化水素を工程Bの昇華に必要な熱原料として再利用する工程とを含むフラーレン類の製造方法。

IPC (4件)：

C01B31/02 ,  B01D7/00 ,  B01D11/04 ,  B01J3/00

FI (4件)：

C01B31/02 101F ,  B01D7/00 ,  B01D11/04 B ,  B01J3/00 J

Fターム (24件)：

4D056AB01 ,  4D056AC02 ,  4D056AC03 ,  4D056AC04 ,  4D056BA03 ,  4D056CA31 ,  4D056DA02 ,  4D056DA03 ,  4D076BD01 ,  4D076BD03 ,  4D076EA12Z ,  4D076EA14Z ,  4D076EA16Z ,  4D076FA16 ,  4D076HA20 ,  4G146AA08 ,  4G146BA12 ,  4G146BC02 ,  4G146BC03 ,  4G146BC23 ,  4G146CA06 ,  4G146CA08 ,  4G146CA11 ,  4G146CA20

引用特許：

審査官引用 (4件)

• フラーレン類の製造方法
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平7-507339   出願人：ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト
• フラーレン類の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-206577   出願人：三井造船株式会社
• フラーレン類の精製方法及び装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-284671   出願人：三井造船株式会社
• フラーレン含有カーボンブラックからフラーレンを分離する方法
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平7-501255   出願人：ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト

引用文献：

審査官引用 (3件)

• Electronic absorpotion spectra determination of C60 content in soot produced in hydrocarbon flames
• C60 detection in soot formed in benzene liquid spray combustion in a shock tube
• C60 detection in soot formed in benzene liquid spray combustion in a shock tube