特許
J-GLOBAL ID:200903097288611997

光素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-059792
公開番号(公開出願番号):特開平9-139539
出願日: 1996年03月15日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】固体のEITを利用した光変調素子を提供すること。【解決手段】シグナル光の透過強度を変調する不純物を含む固体であるEIT層11と、このEIT層11に接して設けられ、ゲート光GをEIT層11に入力する半導体レーザー12と、入力シグナル光SinをEIT層11に入力する光ファイバ13と、EIT層11から出力された出力シグナル光SOUT の強度を測定するフォトダイオード14とを備えている。さらに、EIT層11中の不純物の準位2・準位3間の準位間エネルギーを標準偏差σ23、準位1・準位2間の準位間エネルギーを標準偏差σ12、準位1・準位3間の準位間エネルギーを標準偏差13とした場合に、σ23≦σ12、σ23≦σ13の関係が満たされている。
請求項(抜粋):
不純物を含む固体と、不純物のエネルギー準位の中から三つ準位を選び上から順に第1の準位、第2の準位および第3の準位としたときに、第1の準位と第2の準位との間のエネルギー差に対応する波長を有する第1の光、ならびに第1の準位と第3の準位との間のエネルギー差に対応する波長を有する第2の光を前記固体中で共存させる励起手段とを具備してなり、前記固体中の不純物の総数をN個として個々の不純物の第1の準位と第2の準位との間の準位間エネルギー、第1の準位と第3の準位との間の準位間エネルギーおよび第2の準位と第3の準位との間の準位間エネルギーをそれぞれω<SB>12</SB>(i)、ω<SB>13</SB>(i)およびω<SB>23</SB>(i)(i=1〜N)とし、N個全ての不純物についての前記ω<SB>12</SB>(i)、ω<SB>13</SB>(i)およびω<SB>23</SB>(i)の平均値をそれぞれ<ω<SB>12</SB>>、<ω<SB>13</SB>>および<ω<SB>23</SB>>とし、N個全ての不純物についての前記ω<SB>12</SB>(i)、ω<SB>13</SB>(i)およびω<SB>23</SB>(i)の標準偏差をそれぞれσ<SB>12</SB>={(1/N)Σ[ω<SB>12</SB>(i)-<ω<SB>12</SB>>]<SP>2 </SP>}<SP>1/2 </SP>、σ<SB>13</SB>={(1/N)Σ[ω<SB>13</SB>(i)-<ω<SB>13</SB>>]<SP>2 </SP>}<SP>1/2 </SP>およびσ<SB>23</SB>={(1/N)Σ[ω<SB>23</SB>(i)-<ω<SB>23</SB>>]<SP>2 </SP>}<SP>1/2 </SP>とした場合に、σ<SB>23</SB>≦σ<SB>12</SB>、且つσ<SB>23</SB>≦σ<SB>13</SB>を満足することを特徴とする光素子。
IPC (3件):
H01S 3/16 ,  G02F 1/015 ,  G02F 1/35
FI (3件):
H01S 3/16 ,  G02F 1/015 ,  G02F 1/35

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