特許
J-GLOBAL ID:200903097292547578

チップコイル磁芯およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-058373
公開番号(公開出願番号):特開平5-243050
出願日: 1991年02月27日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 面実装型の小形のチップコイル磁芯を作るのに、切削加工によらず、一度に大量に製造出来るチップコイル磁芯およびその製造方法を提供するにある。【構成】 予焼を行った軟磁性フェライト粉末に、溶剤と樹脂バインダ材を添加し混練しシート化した生フェライトシート1、5の上下2枚の間に、ポリエステル又はバルカナイズドファイバー等の低温で分解、又は焼散する有機材からなる中間層2に巻軸部を形成するための貫通穴3を設け、貫通穴には前記生フェライトシートと同じ軟磁性フェライトの泥漿を充填した成形体を置き、上下面から生フェライトシートと前記軟磁性フェライトの泥漿を熱圧着した後、貫通穴を中心にして打抜き、打抜き体を高温で焼成しチップコイル磁芯とする。
請求項(抜粋):
予焼を行ったフェライト粉末に、溶剤と樹脂バインダー材を添加し混練り分散を施した泥漿を、ドクターブレード法又は押し出し成型法等によりシート化した第1の生フェライトシート上に、プラスチック又は有機質繊維素材料等の、フェライトの焼成温度以下の温度で、分解、昇華、又は焼散する材料で形成され、且つフェライト泥漿充填用の複数の貫通穴が形成された中間層を載置し、中間層の貫通穴に前記フェライト泥漿をドクターブレード等により充填せしめ、更に第1の生フェライトシートと同じ手順で作られた第2の生フェライトシートを中間層を狭持するように被せ重畳、積層、熱加圧して積層体を形成し、前記貫通穴を中心に持つ個体に裁断した後、脱バインダ、焼成を行い形成することにより、第1および第2の生フェライトシートで鍔部を、中間層に形成した貫通穴に充填したフェライト泥漿部分により巻軸部を形成したことを特徴とするチップコイル磁芯。
IPC (3件):
H01F 17/04 ,  H01F 1/34 ,  H01F 41/02

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