特許
J-GLOBAL ID:200903097295107641

血管容積変化の立上がりポイント検出方法及びそれを適用した電子血圧計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-076081
公開番号(公開出願番号):特開平7-275212
出願日: 1994年04月14日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 体動や減圧に起因した低い周波数の信号の混入によっても、血管容積変化の立ち上がりポイントを正確に検出する血管容積変化の立上がりポイント検出方法、及び前記立上がりポイント検出方法を適用して正確な血圧の測定を行う電子血圧計を提供する。【構成】 本発明は、脈波を検出するために必要なサンプリング周期よりも長いサンプリング周期でサンプリングした信号により、前記脈波信号に含まれる周波数の低い成分を検出し、脈波を検出するための短いサンプリング周期でサンプルした信号の微分係数がプラスの場合(S22)、前記周波数の低い成分の1次微分値(S23)を脈波を検出するための短いサンプリング周期でサンプルした信号の1次微分値(S21)から引いた差分値が、規定値以上であることが検出された場合(S25)に、このポイントを振幅の基準ポイント及びK音信号を検出する開始ポイントとする(S26)ことを特徴とする。
請求項(抜粋):
カフを用いて測定部位の血管を阻血し、拍動に伴うカフ下の血管の容積変化における立上がりポイントを検出する立上がりポイント検出方法であって、低い周波数成分を検出するための比較的長い周期のサンプリング機能と、容積変化を計測するためのより短い周期のサンプリング機能とを設け、前記長い周期でサンプリングした信号の1次微分値と、長い周期のサンプリングポイントを起点としてそれに続く前記短い周期でサンプリングした信号の1次微分値とを比較し、前記短い周期でサンプリングした信号の1次微分値がプラスであって、前記短い周期でサンプリングした信号の1次微分値から長い周期でサンプリングした信号の1次微分値を引いた差分値が所定値以上であった場合に、前記サンプリングポイントを立上がりポイントとすることを特徴とする立上がりポイント検出方法。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平2-019135
  • 特開平2-277435
  • 特開昭63-049133
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-019135

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