特許
J-GLOBAL ID:200903097295165668

液圧倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-134357
公開番号(公開出願番号):特開2000-318594
出願日: 1999年05月14日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】全長をより一層効果的に短縮できる液圧倍力装置を提供する。【解決手段】液圧倍力装置用ハウジング4の軸方向孔の右端はプラグ(本発明の閉塞部材)5によって液密に閉塞されている。パワーピストン7は段付ピストンとして構成され、前側の大径部7aが液圧倍力装置用ハウジング4の軸方向孔に液密にかつ摺動可能に嵌合されているとともに、パワーピストン7の小径部7bがプラグ5の軸方向孔に液密にかつ摺動可能に嵌合されている。大径部7aの径方向孔7dと入力軸8の環状溝8bとで、動力室11に液圧源の液圧を供給する供給弁14が構成され、また、小径部7bの径方向孔7eと入力軸8の環状溝8dとで、動力室11の液圧リザーバに排出する排出弁15が構成されている。これらの弁14,15はスプール弁で構成されている。排出弁15がプラグ5の後端部に対応する位置に設けられているので、ハウジング4を短縮できる。
請求項(抜粋):
液を蓄えるリザーバと、このリザーバの液により液圧を発生する液圧源と、ハウジングと、このハウジングの軸方向孔を塞ぐ閉塞部材と、前記ハウジング内に設けられ、作動時液圧源の液圧が導入される動力室と、前記ハウジングの軸方向孔に液密にかつ摺動可能に設けられ、前記動力室に導入された液圧により作動して出力するパワーピストンと、入力が加えられて作動して前進する入力軸と、前記入力軸の非作動時前記動力室を前記リザーバに接続し、前記入力軸の作動時前記動力室を前記液圧源に接続して前記動力室の液圧を制御する制御弁とを備えている液圧倍力装置において、前記パワーピストンは、前記ハウジングの軸方向孔に液密にかつ摺動可能に配置される大径部と前記プラグを液密にかつ摺動可能に貫通する筒状の小径部との段付ピストンで形成されており、前記動力室は前記大径部と前記プラグとの間に設けられているとともに、前記制御弁が前記小径部に配置されていることを特徴とする液圧倍力装置。
Fターム (5件):
3D048BB59 ,  3D048CC09 ,  3D048GG05 ,  3D048GG13 ,  3D048GG16

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