特許
J-GLOBAL ID:200903097304275951

機械式ドラムブレーキのレバーとケーブルの接続構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小栗 昌平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-172188
公開番号(公開出願番号):特開2001-349359
出願日: 2000年06月08日
公開日(公表日): 2001年12月21日
要約:
【要約】【課題】 レバーとケーシングからなるリンク部材が一対のブレーキシュー間に配置された状態でレバーとケーブルとの接続作業を容易かつ確実に行う。【解決手段】 一対のブレーキシュー3,4間にリンク部材である板状のレバー5と、内部に空間を有し空間内にレバー5を収容しているケーシング6が連結ピン7を介して拡張可能に配置された状態で、レバー5とケ-シング6の空間とにより形成された隙間をケーブル20の先端部20’の一対の壁部材22間にレバー5を挿入させながら上昇していき、レバー5の上部に設けた挿入溝51をばね部材52により付勢して閉鎖している閉鎖部材53の上面を越えたところで、壁部材22の係止孔23にケーブルピンを係止して、次いで、ケーブル20を下方に引っ張ることによりばね部材52の付勢に抗して閉鎖部材53を押し下げ、挿入溝51を開口させてケーブルピン24が挿入溝51に挿入され、レバー5とケーブル20が接続される。
請求項(抜粋):
一対のブレーキシュー間にレバーとケーシングからなるリンク部材がスプリングの内径方向への付勢力により位置決めされて配置され、前記レバーは板状の形状を有し、内部に空間を設けたケーシングが前記空間内に前記レバーを収容しており、前記レバーの端部と前記ケーシングの端部が連結ピンを介して回動自在に連結され、前記レバーに接続されたケーブルの引張操作により前記レバーと前記ケーシングが互いに反対方向に拡張して前記ブレーキシューをブレーキドラム内壁面に押圧する機械式ドラムブレーキにおいて、前記レバーの上部には挿入溝と前記挿入溝を閉鎖するように付勢された閉鎖部材を有するばね部材とを備え、前記ケーシングの上面は開口部と前記開口部の一部を閉鎖している閉鎖部を有し、前記ケーブルの先端部は上部に係止孔が形成された一対の壁部材が前記レバーを幅方向で挿入可能に間隔をあけて前記ケーブルの先端部に設けたベースから上方に立設しており、前記一対の壁部材のベースから前記係止孔までの高さは前記レバーの下部から前記閉鎖部材までの高さを越え、前記一対のブレーキシュー間に前記リンク部材が前記スプリングにより位置決めされて配置された状態で、前記ケーシングの空間とレバー間に形成された隙間に前記ケーブル先端部の一対の壁部材が前記ケーシングの開口している下部から挿入され、前記係止孔を前記閉鎖部材より上方となるように前記ケーブルが上昇して、ケーブルピンを前記係止孔に係止し、次いで、前記ケーブルを下方に引張ることにより前記閉鎖部材は前記ばね部材の付勢力に抗して前記挿入溝を開口して前記ケーブルピンが前記挿入溝に挿入されて前記レバーと接続されることを特徴とする機械式ドラムブレーキのレバーとケーブルの接続構造。
IPC (2件):
F16D 65/22 ,  F16D 51/22
FI (2件):
F16D 65/22 Z ,  F16D 51/22 A
Fターム (12件):
3J058AA03 ,  3J058AA08 ,  3J058AA13 ,  3J058AA17 ,  3J058AA30 ,  3J058AA37 ,  3J058BA64 ,  3J058CA07 ,  3J058CC08 ,  3J058CC66 ,  3J058DD06 ,  3J058FA01

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