特許
J-GLOBAL ID:200903097313195375

同軸コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-340520
公開番号(公開出願番号):特開平5-174908
出願日: 1991年12月24日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】部品点数が従来よりも少なく、かつ小型化が可能なスイッチング機能を有した同軸コネクタを提供する。【構成】レセプタクル10は、ハウジング11に対して軸方向に移動する接触子12を備える。接触子12は復帰ばね13によってプラグ20に向かって付勢される。ハウジング11内には、接触子12の移動範囲の全長に亙って接触子12に摺接する共通端子板15と、プラグ20が結合されると接触子12から離れる常閉端子板16とを設ける。接触子12は、共通端子板15および常閉端子板16が接触する筒状部12aと、プラグ12の中心導体21が挿入される受け部12bとを備える。また、受け部12bに挿入されたプラグ20の中心導体21の先端が当接する当接片12cを接触子12に設ける。復帰ばね13は、一端部が筒状部12aに挿入されて当接片12cに当接する。
請求項(抜粋):
中心導体と円筒状の外側導体とが同軸的に配設されたプラグと、プラグが着脱自在に結合されるレセプタクルとを有した同軸コネクタにおいて、レセプタクルは、ハウジングに対して軸方向に移動自在に納装されプラグの中心導体が挿入される接触子と、接触子を軸方向におけるプラグ側に付勢しプラグの結合時に接触子の移動に伴って圧縮されるコイルばねよりなる復帰ばねと、接触子の移動範囲の全長に亙って接触子に摺接する共通端子板と、プラグが結合されていない状態で接触子に接触しプラグが挿入されて接触子が移動すると接触子から離れる常閉端子板と、プラグの外側導体が接続されるシールド導体とを具備し、接触子は、共通端子板および常閉端子板に接触する筒状部と、プラグの中心導体を挟持する一対のばね片を有した受け部と、受け部のばね片の間に挿入されたプラグの中心導体の先端が当接する当接片とを備える形状に板金によって形成され、復帰ばねは、ハウジングの内側面に一体に突設された軸ピンが一端部に挿入され、他端部が筒状部に挿入されて当接片に当接した形で保持されたことを特徴とする同軸コネクタ。

前のページに戻る