特許
J-GLOBAL ID:200903097314028251

移動物体抽出装置、移動物体抽出方法、移動物体抽出プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小笠原 吉義 ,  森田 寛 ,  岡田 光由
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-343261
公開番号(公開出願番号):特開2004-178243
出願日: 2002年11月27日
公開日(公表日): 2004年06月24日
要約:
【課題】本発明は、静止観測点にあるカメラを用いて同一景観を撮影した時系列画像から移動物体を抽出するときに、背景が照明変動等の影響により急激に変化する場合でも確実に移動物体を抽出できるようにすることを目的とする。【解決手段】相関係数を用いて時系列画像と背景画像とを比較して背景画像を更新していくとともに、時系列画像とそのように時々刻々と更新していく背景画像とを局所領域に分割して、それらの局所領域毎に、最新画像の局所領域と背景画像の局所領域との間の相関演算を行うことで相関係数を算出して、その算出した相関係数の値を閾値処理することで2値画像を得て、それから移動物体を抽出する処理を行う。この構成に従って、急激な照明変動や影の発生があったとしても誤検出することなく背景画像を更新でき、これにより移動物体を確実に抽出できるようになる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
静止観測点にあるカメラを用いて同一景観を撮影した時系列画像から移動物体を抽出する移動物体抽出装置であって、 移動物体の存在しない撮影画像を背景画像の初期画像として取得する手段と、上記時系列画像と上記初期画像を起点とする背景画像とを用いて計算される第1の相関係数に基づいて、移動物体の存在しない背景画像を更新する手段と、 上記時系列画像と上記背景画像とを局所領域に分割して、各局所領域内の画素値を比較する手段と、 上記比較により特定される全ての画素値がほぼ同じ値を示す局所領域の範囲を拡大する手段と、 上記拡大により確定される全ての画素値がほぼ同じ値を示さない局所領域毎に、上記時系列画像と上記背景画像との間で第2の相関係数を計算する手段と、 上記第2の相関係数に基づいて、上記時系列画像から変化領域を抽出することで移動物体領域を抽出する手段とを備えることを、 特徴とする移動物体抽出装置。
IPC (3件):
G06T7/20 ,  G06T1/00 ,  H04N7/18
FI (5件):
G06T7/20 200B ,  G06T7/20 200A ,  G06T1/00 330B ,  H04N7/18 D ,  H04N7/18 K
Fターム (39件):
5B057AA16 ,  5B057AA19 ,  5B057BA02 ,  5B057CE03 ,  5B057CE05 ,  5B057CE12 ,  5B057DA06 ,  5B057DB02 ,  5B057DB09 ,  5B057DC34 ,  5B057DC39 ,  5C054CC05 ,  5C054CG01 ,  5C054CH03 ,  5C054EA07 ,  5C054EF06 ,  5C054FC01 ,  5C054FC13 ,  5C054FE02 ,  5C054FE09 ,  5C054FE12 ,  5C054FF06 ,  5C054HA19 ,  5L096AA06 ,  5L096BA02 ,  5L096BA04 ,  5L096CA04 ,  5L096EA06 ,  5L096EA43 ,  5L096FA33 ,  5L096FA34 ,  5L096FA68 ,  5L096GA02 ,  5L096GA03 ,  5L096GA19 ,  5L096GA34 ,  5L096GA51 ,  5L096HA03 ,  5L096JA03

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