特許
J-GLOBAL ID:200903097315061740

杢効果を有する梳毛調織編物の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 幸男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-102051
公開番号(公開出願番号):特開平5-279970
出願日: 1992年03月27日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【構成】 単糸繊度3〜20dのポリエステルフィラメント糸群Aと単糸繊度5d以下のポリエステルフィラメント糸群Bからなり、糸群Aと糸群Bの少なくとも一方は、互に染色性が異なるかまたは少なくとも一種のフィラメントが紡糸前に着色剤が混入されたことにより色が異なる複数種のフィラメントからなる複合糸を無撚状態でまたは追撚後に60〜95°Cで熱セットし、織編成し、次いで染色仕上処理することからなる、柔軟な表面タッチと杢効果を有する高反撥性梳毛調織編物の製法。【効果】 柔軟でぬめり感に富む表面タッチを有し、高反撥性を有する杢調梳毛織編物が得られる。
請求項(抜粋):
単糸繊度が3デニール〜20デニールの範囲にあるポリエステルフィラメントからなる糸群Aと単糸繊度が5デニール以下であるポリエステルフィラメントからなる糸群Bからなる複合糸であって、糸群Aと糸群Bの少なくとも一方の群は互いに染色性が異なるかまたは少なくとも一種のフィラメントが紡糸以前に着色剤を混入されたことにより色が異なる複数種のポリエステルフィラメントからなる複合糸Cを無撚状態でまたは追撚後に60°C〜95°Cの範囲で熱セットし、該熱セット複合糸Cを経糸及び緯糸の少なくとも一方に使用して織成するか編成して布帛とし、前記複合糸Cが異色染めになるように染色処理および仕上処理を施すことを特徴とする、該布帛の仕上後において、糸群Aと糸群Bとは糸長差を有し、該糸長の比(B/A)が1.03〜1.30の範囲にあり、該糸長が大なる糸群Bのフィラメントが該複合糸Cの主として表面部分に配置され、かつ該糸長大なる糸群Bのフィラメントが下記(1)、(2)を満足する物性を有し、柔軟な表面タッチと杢効果を有する高反撥性梳毛調織編物の製造方法。 0.3 ≦ 強度(g/d) ≦ 2.0 (1) 50 ≦ 伸度(%) ≦ 200 (2)
IPC (6件):
D06P 3/86 ,  D02G 1/02 ,  D02G 1/18 ,  D02G 3/04 ,  D03D 15/00 ,  D03D 15/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-097940
  • 特開平4-003779
  • 特開平2-293435

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