特許
J-GLOBAL ID:200903097321033619

燃料電池及びその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高山 道夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-162152
公開番号(公開出願番号):特開2000-353536
出願日: 1999年06月09日
公開日(公表日): 2000年12月19日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池セルを冷却するためのポンプ、冷却循環水配管、専用の冷却装置または空冷手段等の設備が不要で、冷却媒体を循環させるためのポンプ動力、さらに冷却媒体である水の管理等を必要とせず、装置の小型・軽量化と低コスト化を達成し、発電中の効率を向上させ、保守管理の容易な燃料電池を提供する。【解決手段】 燃料電池セルのセパレータにヒートパイプを用いて電気化学的に反応する際に発熱する反応熱をヒートパイプを介して排熱し、複数個の放熱用フィンにて大気中に放出し、複数枚積層して積層体を構成する燃料電池の温度を均一に保ち、冷却媒体をポンプ動力により循環させる方式の冷却板の代わりにヒートパイプを用いた構造であることを特徴とする。この構造を採用したことにより、従来の燃料電池に比べ、装置の小型化、低コスト化を達成し、発電中の効率を向上させ、冷却循環水の保守管理等の必要もなく、起動に要する時間の短縮化を図る燃料電池を提供することができる。
請求項(抜粋):
固体高分子電解質膜(2)と、この固体高分子電解質膜(2)の両面に配置された導電性と通気性とを兼ね備えた燃料電極膜(3)及び酸化剤電極膜(4)と、この燃料電極膜(3)、酸化剤電極膜(4)にガスを供給し、あるいは電極膜(3)、(4)からガスを排出するための燃料ガス流路を有する燃料ガス用セパレータ(5)及び酸化剤ガス流路を有する酸化剤ガス用セパレータ(6)から構成される燃料電池セル(7)を複数枚積層して積層体を構成する固体高分子型の燃料電池(1)において、前記燃料ガス用セパレータ(5)及び酸化剤ガス用セパレータ(6)がヒートパイプ(9)を有し、このヒートパイプ(9)に放熱用フィン(11)が設けられた構造であることを特徴とする燃料電池。
IPC (5件):
H01M 8/04 ,  F28D 15/02 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/10 ,  H01M 8/24
FI (6件):
H01M 8/04 T ,  F28D 15/02 Z ,  H01M 8/02 B ,  H01M 8/02 C ,  H01M 8/10 ,  H01M 8/24 Z
Fターム (7件):
5H026AA06 ,  5H026CC08 ,  5H026CX06 ,  5H026EE02 ,  5H027AA06 ,  5H027CC13 ,  5H027CC15

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