特許
J-GLOBAL ID:200903097326419825
瞬低対策機能付き分散電源装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-222737
公開番号(公開出願番号):特開平11-069664
出願日: 1997年08月19日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 商用電源系に、高速限流遮断装置31を用いて、コジェネシステム等の分散電源系を連系させるようにした分散電源装置において、装置コストおよび定常時における損失を抑えつつ、故障時の瞬時電圧低下を抑制する。【解決手段】 前記高速限流遮断装置31を、2つの交流端子がそれぞれ系統に接続される単相整流回路42と、前記単相整流回路42の直流端子間に接続される直流リアクトル43とを含んで構成し、商用電源系の故障49の発生時における母線36の許容電圧低下率をAとし、分散電源系の等価インダクタンスをLsとするとき、前記直流リアクトル43のインダクタンスLdcを、前記等価インダクタンスLsの(1-A)/A倍に選ぶ。これによって、故障発生時の母線36の電圧は、系統電圧のLdc/(Ldc+Ls)倍となり、無停電電源装置を用いることなく、所望とする範囲に電圧低下を抑制することができる。
請求項(抜粋):
1または複数の電源を備え、瞬低および停電を回避すべき重要負荷が接続され、商用電源系に交流で並列に連系して運転される瞬低対策機能付き分散電源装置において、整流性素子から成る単相整流回路と直流リアクトルとを備える高速限流遮断装置であって、前記単相整流回路の交流端子が前記商用電源系と分散電源系との対応する相の母線にそれぞれ接続され、直流端子間に前記直流リアクトルが接続され、該直流リアクトルのインダクタンスを、商用電源系の故障発生時に分散電源系で許容することができる電圧低下率をAとするとき、分散電源系の内部インピーダンスに相当する等価インダクタンスの(1-A)/A倍より大きい値のリアクタンスを有するように形成する、そのような高速限流遮断装置を各相毎に有することを特徴とする瞬低対策機能付き分散電源装置。
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