特許
J-GLOBAL ID:200903097326525200

暴走監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-260802
公開番号(公開出願番号):特開平7-114490
出願日: 1993年10月19日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 マイクロコンピュータの暴走を監視する暴走監視装置に関し、ハード構成を大型にすることなく、確実に暴走を検出することができる暴走監視装置を提供する。【構成】 ウォッチドッグタイマー20がクロック信号を所定値計数すると、CPU10はリセットされる。CPU10は所定時間毎に割込処理を実行してウォッチドッグタイマー20をリセットするが、割込処理が所定回数実行する間に最も優先度の低いタスクが実行されなかった場合には、ウォッチドッグタイマー20をリセットしない。これにより、マイクロコンピュータ10が異常になった際に、マイクロコンピュータ10を確実にリセットすることができる。
請求項(抜粋):
複数の処理を優先度に応じて実行するとともに、所定時間毎に最優先の割込処理を実行する処理手段と、クロック発生器から出力されるクロック信号を計数し計数値が所定値に達した際に上記処理手段をリセットするウォッチドッグタイマーと、上記割込処理の回数を計数する割込カウンターと、上記割込カウンターが所定値計数する間に上記複数の処理の内で最も優先度の低い処理が実行されたか否かを判定する判定手段と、上記割込カウンターが所定値になるまでは上記割込処理毎に上記ウォッチドッグタイマーにリセット信号を出力する手段と、上記割込カウンターが所定値に達した時に上記最も優先度の低い処理が実行されていると判断された場合に上記割込カウンターをリセットする手段と、上記割込カウンターが所定値に達した時に上記最も優先度の低い処理が実行されていないと判断された場合に上記ウォッチドッグタイマーにリセット信号を出力することを禁止する手段とを具備したことを特徴とする暴走監視装置。

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