特許
J-GLOBAL ID:200903097342527000
核酸増幅法及びこれに用いる増幅用プライマー
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-112006
公開番号(公開出願番号):特開平11-299485
出願日: 1998年04月22日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 通常のPCR及び選択PCRを用いて断片群をグループ化する時の擬陽性増幅や擬陰性増幅を防止しする方法を提供する。【解決手段】 PCRに使用するプライマーの3’末端から4塩基目から6塩基目の範囲に於いて、少なくとも1塩基を鋳型DNA39に相補な塩基配列とは異なる塩基36で置換して、鋳型DNA35に対し人為的に塩基配列が相補鎖にならないように塩基配列を改変する。【効果】 3’末端から1塩基から2塩基目が鋳型DNAに対しミスマッチであってもPCRが起きる擬陽性増幅では、3’末端から6塩基のうち2塩基が非相補38となり、プライマーの3’末端近くの塩基配列が鋳型DNAと安定な相補鎖を形成できず、ミスマッチがある場合のPCRが起きずらくなる。
請求項(抜粋):
核酸の特定塩基配列を有する塩基配列部位、又は核酸断片混合物中の特定塩基配列を有する特定断片を、3’末端から4塩基目から6塩基目の範囲の少なくとも1塩基を除いて前記特定塩基配列に相補な塩基配列を有するプライマーと、DNAポリメラーゼとを用いて選択的にPCR増幅することを特徴とする核酸増幅法。
IPC (3件):
C12N 15/09
, C12Q 1/68
, G01N 33/50
FI (3件):
C12N 15/00 A
, C12Q 1/68 A
, G01N 33/50 P
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