特許
J-GLOBAL ID:200903097363893545

アクリル酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-316182
公開番号(公開出願番号):特開平9-157213
出願日: 1995年12月05日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、プロピレンおよび/またはアクロレインを分子状酸素含有ガスにより接触気相酸化してアクリル酸を製造する方法に関するものである。【解決手段】 本発明は、プロピレン等を接触気相酸化して得た混合ガスをアクリル酸捕集塔に導き、アクリル酸、酢酸および難水溶性の溶剤を含有する捕集液と接触させてアクリル酸水溶液とし、該アクリル酸水溶液を共沸分離塔に導いて難水溶性の溶剤を用いて蒸留し、塔底から実質的に酢酸、水および難水溶性の溶剤を含まないアクリル酸を得、一方塔頂から酢酸、アクリル酸、水および難水溶性の溶剤からなる混合物を留出させ、該留出混合物を貯槽において実質的に溶剤のみからなる有機相とアクリル酸、酢酸、溶剤および水からなる水相に分離し、該有機相は共沸分離塔に循環しするものである。
請求項(抜粋):
プロピレンおよび/またはアクロレインを分子状酸素含有ガスにより接触気相酸化して得た混合ガスをアクリル酸捕集塔に導き、アクリル酸0.5〜5.0重量%、酢酸3.0〜10.0重量%および難水溶性の溶剤0.01〜0.5重量%を含有する捕集液と接触させてアクリル酸水溶液とし、該アクリル酸水溶液を共沸分離塔に導いて難水溶性の溶剤を用いて蒸留し、塔底から実質的に酢酸、水および該難水溶性の溶剤を含まないアクリル酸を得、一方塔頂から酢酸、アクリル酸、水および該難水溶性の溶剤からなる混合物を留出させ、留出した該混合物を貯槽において実質的に溶剤のみからなる有機相と、アクリル酸、酢酸、難水溶性の溶剤および水からなる水相に分離し、該有機相は共沸分離塔に循環することを特徴とするアクリル酸の製造方法。
IPC (3件):
C07C 57/07 ,  C07C 57/05 ,  C07C 57/055
FI (3件):
C07C 57/07 ,  C07C 57/05 ,  C07C 57/055 A

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