特許
J-GLOBAL ID:200903097368421919

利用者認証方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-409817
公開番号(公開出願番号):特開平6-021939
出願日: 1990年12月10日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】 安全性を確保しながら、転送情報量を削減可能とした利用者認証方式を提供すること。【構成】 システム加入時に、利用者(被認証者)がディジタル署名の公開鍵と秘密鍵を生成し、公開鍵をIDと対にして登録し、認証処理段階で、被認証者がIDを認証者に送り、認証者が乱数Rを生成して被認証者に送り、被認証者が乱数Uを生成し、これとRとから一方向性関数Fを用いてM=F(R,U)を計算し、Mに対するディジタル署名Sを前記秘密鍵から生成し、SとUを認証者に送る。認証者は、前記一方向性関数Fを用いてM=F(R,U)を計算し、Mと前記ディジタル署名Sの正当性を検証する方式。
請求項(抜粋):
利用者の正当性を確認するための利用者認証を実現するシステムであって、以下の各項を含むことを特徴とする利用者認証方式。(1)システム加入時に利用者が一度だけ行う初期情報設定段階において、(a)システムに加入した前記利用者(被認証者)は、ディジタル署名の公開鍵および秘密鍵を生成し、秘密鍵を秘密に保持し、公開鍵を公開情報として被認証者の識別情報(ID)と対にして、公開鍵管理簿もしくは認証者の管理簿に登録する。(2)初期情報設定段階以降の認証処理段階において、(a)最初に、被認証者は自分のIDを認証者に送信する。(b)前記IDを受信した認証者は、IDに基づいて前記管理簿から公開鍵を検索した後、乱数Rを生成し、それを被認証者に送付する。(c)前記乱数Rを受信した被認証者は、乱数Uを生成した後、公開の一方向性関数Fを用いて、M=F(R,U)を計算し、Mに対するディジタル署名Sを被認証者の秘密鍵を用いて生成し、S,Uを認証者に送信する。(d)前記S,Uを受信した認証者は、前記公開の一方向性関数Fを用いてM=F(R,U)を計算し、Mと前記ディジタル署名Sの正当性を、被認証者の公開鍵を用いて検証し、その検証に合格すれば被認証者の正当性を確認する。
IPC (4件):
H04L 9/06 ,  H04L 9/14 ,  G06F 15/00 330 ,  G09C 1/00

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