特許
J-GLOBAL ID:200903097370045169

パワーショベル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明石 昌毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-126485
公開番号(公開出願番号):特開平10-046620
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 パワーショベルの駆動機構を軽量化し、その製造及び保守の低廉化を図る。【解決手段】 フレーム12と、下端にてブーム枢軸34の周りに枢動可能にフレームに取り付けられたブーム30と、アーム枢軸38の周りに枢動可能にブームの上端に取り付けられたアーム44と、バケット枢軸54の周りに枢動可能にアームの下端近傍に取り付けられたフロントダンプバケット52と、バケット枢軸の周りにバケットを傾動させるバケット傾動機構66と、第一の点42にてフレームに接続され第二の点43にてブームに接続された伸縮可能な油圧駆動機構40と、アーム枢軸の周りにアームを枢動させるホイスト機構90とを有する。ホイスト機構はドラム18と、ロープ車94及び96の周りに巻き掛けられアームの上端近傍に接続されたロープ92とを含む。
請求項(抜粋):
土壌を掘削し移動させるパワーショベルにして、フレームと、前記フレームより上方へ延在し上端及び下端を有するブームであって、前記下端はブーム枢軸の周りに前記フレームに対し相対的に枢動し得るよう前記フレームに取り付けられたブームと、アーム枢軸の周りに前記ブームに対し相対的に枢動し得るよう前記ブームの前記上端に取り付けられた実質的にバナナ形のアームであって、上端及び下端を有し、前記アーム枢軸は前記アームの前記上端と前記下端との間に位置し、前記アーム枢軸は前記上端及び前記下端を通る直線より前記フームの方向に隔置された実質的にバナナ形のアームと、バケット枢軸の周りに前記アームに対し相対的に傾動し得るよう前記下端に近接した位置にて前記アームに取り付けられたフロントダンプバケットであって、前記バケット内に土壌を掬い取り前記バケットより土壌を排出させるための開口を有するフロントダンプバケットと、土壌を掬い取り保持するための上方へ傾動された位置と土壌を前記バケットより排出させるための下方へ傾動された位置との間に前記バケット枢軸の周りに前記アームに対し相対的に前記バケットを傾動させるよう前記バケットに接続されたバケット傾動機構と、前記ブームと前記フレームとの間に延在する伸縮可能な液圧駆動機構であって、第一の点に於いて前記ブームに接続され、第二の点に於いて前記フレームに接続され、掘削中に前記バケットを前記フレームより離れる方向へ駆動すべく、前記駆動機構を伸張させることによって前記第一の点を前記第二の点より押し離すよう作動する伸縮可能な液圧駆動機構と、前記アーム枢軸の周りに前記ブームに対し相対的に前記アームを枢動させるホイスト機構であって、前記フレームに取り付けられた回転可能なドラムと、前記上端に近接した位置にて前記アームに接続され前記ドラムに巻き取られると共に前記ドラムより巻き戻されるロープとを含むホイスト機構と、を含んでいることを特徴とするパワーショベル。

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