特許
J-GLOBAL ID:200903097374726047
木造建造物の補強金具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三木 正之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-077401
公開番号(公開出願番号):特開平8-246559
出願日: 1995年03月07日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 在来工法による木造建築にも容易に適用でき、木造建造物の強度を確実に向上させる。【構成】 真壁に埋設しうるL字断面形状を大略L字形状に連続させたアングル部21、アングル部の横壁部分間を繋ぐ第1、第2の補強プレート部22、23からアングル20を構成し、アングルは木造建造物の横架材又は土台と柱との交叉部にボルト又はネジにて固定し、交叉部を圧縮及び引張に対して補強する。アングル部縦壁部分間には係止プレート24を固定し、アンカープレート30を係止して横架材、土台又は柱に固定すると信頼性をアップできる。補強プレートにボルト挿通穴を設けるとアングルを利用して木製筋違50を固定できる。
請求項(抜粋):
木造建造物における横架材62、63又は土台61と柱60、64との交叉部に固定されて圧縮荷重及び引張荷重に対して交叉部を補強する金属製アングル20とアングル20を横架材62、63、土台61又は柱60、64の外面に固定するアンカープレート30とからなる木造建造物の補強金具であって、アングル20は、木造建造物に作られる真壁W内に埋設しうる大きさの大略L字形状をなし、柱60、61の幅の1/4以上でかつ真壁Wに埋設しうる幅の横壁部分と横壁部分の外縁に沿って上方に連続する縦壁部分とからなるL字断面形状を有し、横架材62、63又は土台61と柱60、64との交叉部にボルト又はネジにて結合されるアングル部21と、アングル部21のL字状交叉部近傍の横壁部分間を繋ぐ第1補強プレート部22と、アングル部21の両先端部近傍の横壁部分間を繋ぐ第2補強プレート部23と、アングル部21のL字状交叉部近傍の縦壁部分間に固定され、アンカープレート30のフック300が引っ掛けられる係止溝240を有する係止プレート部24とから構成される一方、アンカープレート30は、先端に係止溝240に引っ掛けられるフック部300が形成され、後端部に横架材62、63、土台61又は柱60、64の外面にボルト結合又はネジ結合するための挿通穴301が形成されていることを特徴とする木造建造物の補強金具。
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