特許
J-GLOBAL ID:200903097376293407

腐食疲労損傷検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-330079
公開番号(公開出願番号):特開平9-166539
出願日: 1995年12月19日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】本発明の目的は、腐食環境が常に一定の条件下で、疲労損傷を負荷し、腐食疲労損傷の発生,成長過程を連続して検出できる腐食疲労損傷検出装置を提供する【解決手段】試験片10は、腐食セル20内に取り付けられ、腐食セル内に腐食液を循環させる。疲労試験装置100により、試験片10に繰返し荷重を負荷する。走査振動電極装置200により、振動電極220を試験片10の表面近傍に配置されるとともに、その先端が腐食セル内の腐食液中に浸漬されている。この振動電極220を試験片の平面に直交する方向に振動するとともに、試験片の平面と平行な平面内で走査し、この振動電極によって検出される腐食電流分布により腐食ピットを検出する。また、耐熱ゴム212が、疲労試験装置及び走査振動電極装置に取り付けられ、腐食セル内の腐食液及び試験片並びに振動電極を大気から遮断している。
請求項(抜粋):
試験片を取り付けた腐食セル内に腐食液を循環させる腐食液循環手段と、上記試験片に繰返し荷重を負荷する疲労試験手段と、上記試験片の表面近傍に配置されるとともに、その先端が上記腐食セル内の腐食液中に浸漬された振動電極を有し、この振動電極を上記試験片の平面に直交する方向に振動するとともに、上記試験片の平面と平行な平面内で走査し、この振動電極によって検出される腐食電流分布により腐食ピットを検出する走査振動電極手段と、上記疲労試験手段及び上記走査振動電極手段に取り付けられ、上記腐食セル内の上記腐食液及び上記試験片並びに上記振動電極を大気から遮断するシール部材とを備えたことを特徴とする腐食疲労損傷検出装置。

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