特許
J-GLOBAL ID:200903097379380556

建造物の防震方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-058042
公開番号(公開出願番号):特開平8-226253
出願日: 1995年02月21日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 地震による建造物の被害を軽減する防震方法を提供すること。特に電源が無くても地震により自動的に作動し、あるいは建造物内部のわずかな備蓄電源で作動して建造物の破損を防ぎ、消火用水や生活用水を確保し、平時には省エネルギ空調方法としても用いることができる防震方法を提供すること。【構成】 上部建造物の水路内に水流抵抗物組を配設し、地震により振動する振動方向後方の水流抵抗物により加速される水の前方の水流抵抗物に水槌を加える時間が上部建造物振動反転後と次の振動反転前の間となる距離にこの水流抵抗物の位置を定める水の運動エネルギを利用した力の位相遅れシステムを構成し、地震による建造物振動時に前記の水路内で建造物の振動エネルギにより水を振動方向後方の水流抵抗物により上部建造物振動方向に加速し、上部建造物振動方向反転後に水路内の他方の水流抵抗物に水槌を加えて建造物の振動を減衰する。
請求項(抜粋):
上部建造物の枠状水路内または放射状水路内に水流抵抗物組を配設すること、そして地震により振動する振動方向後方の水流抵抗物により加速される水の前方に対向する水流抵抗物に水槌を加える時間が上部建造物振動反転後と次の振動反転前の間となる距離にこの水流抵抗物の位置を定める水の運動エネルギを利用した力の位相遅れシステムを構成し、地震による建造物振動時に前記の水路内で建造物の振動エネルギにより水を振動方向後方の水流抵抗物により上部建造物振動方向に加速すること、そして上部建造物振動方向が反転した後に水路内の他方の水流抵抗物に水槌を加えて建造物の振動を減衰することを特徴とする建造物の防震方法。
IPC (4件):
E04H 9/02 341 ,  E04B 1/34 ,  F16F 15/02 ,  F16F 15/04
FI (4件):
E04H 9/02 341 F ,  E04B 1/34 Z ,  F16F 15/02 G ,  F16F 15/04 E

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