特許

J-GLOBAL ID：200903097382603639

磁歪式トルクセンサ

発明者： 狩野 英樹 ,  片平 洋一
出願人/特許権者： 日本電子機器株式会社
代理人 (1件)： 広瀬 和彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-181882
公開番号（公開出願番号）：特開平5-346360
出願日： 1992年06月16日
公開日（公表日）： 1993年12月27日
要約：

【要約】【目的】 磁歪式トルクセンサにおいて、磁歪シャフトに形成された各磁気異方性部の磁性材料の種類により、引張り応力側または圧縮応力側の検出信号を選択し、トルクの高精度検出を行なう。【構成】 一対のインピーダンス検出回路21,22により検出された検出信号VZ1,VZ2を比較回路23で比較し、大きい方の検出信号VZ1,VZ2を切換スイッチ24で選択する。これにより、磁歪シャフトの各磁気異方性部が正の磁性材料の場合には引張り応力側、負の磁性材料の場合には圧縮応力側の励磁および検出コイル9,10の検出信号VZ1,VZ2を出力する。

請求項（抜粋）：

磁性材料により形成され、軸方向に離間して外周側に一対の磁気異方性部を有する磁歪シャフトと、該磁歪シャフトの各磁気異方性部と径方向に対向して設けられた一対のコイルと、前記各磁気異方性部が正の磁性材料により形成された場合には、引張り応力側となるコイル側の検出信号のみを検出処理する検出処理回路とから構成してなる磁歪式トルクセンサ。