特許
J-GLOBAL ID:200903097387935770

薄鋼板の連続高温熱処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-300671
公開番号(公開出願番号):特開平8-157951
出願日: 1994年12月05日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、通電加熱法の利点を生かしつつ、薄鋼板を600°C以上の高温で、絞り、スパーク等の品質欠陥を防止し、生産性の高い鋼板の連続熱処理方法を提供することを目的とする。【構成】 コンダクターロールと鋼板を巻きつける配置とし、巻きつけ部を通電域とし、コンダクターロールの表層材をカーボン又はカーボンに硬質材料をコーティングしたものとし、600°C以上に鋼板を加熱する。この場合、張力、線電流密度を所定の式によって表される条件を満足するように設定してスパークを防止する。
請求項(抜粋):
鋼板をコンダクターロールを設置した通電加熱装置で加熱するに際し、コンダクターロールの表層材をカーボン又はカーボン上にチタン化合物等硬質材料を溶射又はメッキしたものとし、鋼板をコンダクターロールに巻付けて、巻付部を通電域とし、通電時の鋼板の単位幅当たりの線電流密度Iをln(I)≦0.94×ln(P/E)+14.8但し 1/E=(1-ν1 2 )/E1 +(1-ν2 2 )/E2として600°C以上に加熱することを特徴とする薄鋼板の連続高温熱処理方法。P:鋼板張力によって付与される鋼板とコンダクターロールの接触面圧E:接触部の等価ヤング率E1 :コンダクターロールのヤング率E2 :鋼板のヤング率ν1 :コンダクターロールのポアソン比ν2 :鋼板のポアソン比
IPC (2件):
C21D 8/02 ,  C21D 1/40

前のページに戻る