特許
J-GLOBAL ID:200903097388727828

電磁式切換弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-133396
公開番号(公開出願番号):特開2001-317649
出願日: 2000年05月02日
公開日(公表日): 2001年11月16日
要約:
【要約】【課題】 切換の度に金属衝突音を生じることがなく、静音性に優れたラッチ機構付きの電磁式切換弁を提供すること。【解決手段】 電磁コイル36の励磁によるプランジャ33の変位により、磁束低減帯(空隙44)がラッチ用永久磁石41のループ状磁路の磁束を低減し、この状態におけるプランジャばね42のばね力とラッチ用永久磁石41の磁気吸引力との平衡関係により、プランジャ33と固定吸引子32とが非接触で、切換弁体19が第1の切換箇所に位置し、プランジャ33が固定吸引子32に当接しないようにする。
請求項(抜粋):
入口ポートと、第1の出口ポートと、前記入口ポートと前記第1の出口ポートとを連通する第1の弁ポートと、前記入口ポートと前記第2の出口ポートとを連通する第2の弁ポートとを有する弁ハウジングと、前記弁ハウジング内に軸線方向に移動可能に設けられて第1の切換箇所と第2の切換箇所との間に移動し、前記第1の切換箇所と前記第2の切換箇所の何れか一方に選択的に位置することにより前記第1の弁ポートと前記第2の弁ポートとを互いに相反する関係で開閉する切換弁体と、前記切換弁体を軸線方向に駆動する電磁アクチュエータとを具備し、前記電磁アクチュエータは、前記切換弁体と連結されて当該切換弁体を前記軸線方向に駆動するプランジャと、前記第1の切換箇所側にあって前記プランジャの一端面と対向する固定吸引子と、外凾と、電磁コイルと、前記固定吸引子と前記外凾と前記プランジャと共働として第1の方向廻りのループ状磁路を形成し前記プランジャを前記第1の切換箇所側に付勢するラッチ用永久磁石と、前記プランジャを前記ラッチ用永久磁石の磁気吸引力に抗して前記2の切換箇所側に付勢するプランジャばねとを有し、前記電磁コイルは、第1の方向の励磁により前記固定吸引子と前記外凾と前記プランジャと共働として第1の廻り方向のループ状磁路を形成し、前記プランジャを前記プランジャばねのばね力に抗して前記固定吸引子に接近する前記第1の切換箇所側に変位させ、第1の方向とは反対方向の第2の方向の励磁により前記固定吸引子と前記外凾と前記プランジャと共働として第1の廻り方向とは逆方向の第2の廻り方向のループ状磁路を形成し、前記プランジャを前記固定吸引子より遠ざかる前記第2の切換箇所側に変位させ、前記プランジャは、前記電磁コイルの前記第1の方向の励磁による変位により、前記ラッチ用永久磁石の第1の廻り方向のループ状磁路の磁束を低減する磁束低減帯を有し、当該変位により前記切換弁体を前記第1の切換箇所側に変位させ、前記プランジャばねのばね力と前記ラッチ用永久磁石の磁気吸引力との平衡関係により前記固定吸引子と非接触の位置を安定維持して前記切換弁体を前記第1の切換箇所に位置させ、前記電磁コイルの前記第2の方向の励磁による変位により前記切換弁体を前記第2の切換箇所側に変位させ、前記プランジャばねのばね力により前記切換弁体を前記第2の切換箇所に位置させることを特徴とする電磁式切換弁。
IPC (3件):
F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06 ,  F16K 11/056
FI (4件):
F16K 31/06 305 J ,  F16K 31/06 305 H ,  F16K 31/06 305 Q ,  F16K 11/056 Z
Fターム (28件):
3H067AA04 ,  3H067AA33 ,  3H067BB08 ,  3H067CC43 ,  3H067CC60 ,  3H067DD05 ,  3H067DD12 ,  3H067DD32 ,  3H067FF17 ,  3H067GG02 ,  3H067GG23 ,  3H067GG24 ,  3H106DA08 ,  3H106DA26 ,  3H106DA36 ,  3H106DB02 ,  3H106DB12 ,  3H106DB23 ,  3H106DB32 ,  3H106DC04 ,  3H106DC19 ,  3H106DD09 ,  3H106EE19 ,  3H106EE20 ,  3H106FA07 ,  3H106GA15 ,  3H106KK23 ,  3H106KK34

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