特許
J-GLOBAL ID:200903097390685130

微生物モニター方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-514841
公開番号(公開出願番号):特表2002-501363
出願日: 1997年09月18日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】本発明は、溶液中の呼吸する微生物の存在を検出する方法に関する。この方法は、以下のステップからなる。それは、(i)溶液を実質的に大気中の酸素から隔離することができる容器内に溶液を入れ、そして、蛍光化合物に蛍光を生じさせる波長を含む光を照射したときに、酸素に晒すことで、蛍光強度の減少を示しうる蛍光化合物を含有するセンサー組成物を、微生物が該センサー組成物によって破壊されないよう、該溶液に直接触れずに該容器中に入れるステップと、(ii)上記センサー組成物に、上記蛍光化合物に蛍光を生じさせる波長を含む光を照射するステップと、(iii)上記光を上記センサー組成物に照射する間に、蛍光化合物からの蛍光を測定或いは視覚的に観測するステップと、(iv)計算されたしきい値と、呼吸する微生物に接触していない試薬コントロールとからなるグループから選択された、呼吸する微生物を含まないコントロールの測定の結果と上記測定の結果とを比較するステップであって、コントロールについての蛍光強度に対する相対的な蛍光強度の変化が呼吸する微生物の存在を示すステップと、(v)そのような増加が測定或いは観測されてないときに、上記の(ii)、(iii)と(iv)のステップを必要に応じて繰り返して、上記の溶液中の呼吸する微生物の存在を検出するステップである。
請求項(抜粋):
(i) 大気中の酸素から溶液を実質的に隔離することができる容器内に溶液を入れ、そして、蛍光化合物に蛍光を生じさせる波長を含む光を照射したときに、酸素に晒すことで、蛍光強度の減少を示しうる蛍光化合物を含有するセンサー組成物を、微生物が該センサー組成物によって破壊されないよう、該溶液に直接触れずに該容器中に入れるステップと、(ii) 上記センサー組成物に、上記蛍光化合物に蛍光を生じさせる波長を含む光を照射するステップと、(iii) 上記光を上記センサー組成物に照射する間に、蛍光化合物からの蛍光を測定或いは視覚的に観測するステップと、(iv) 呼吸する微生物を含まないコントロールの測定の結果と上記測定又は観測の結果とを比較するステップであって、該コントロールが計算されたしきい値と、呼吸する微生物に接触していない試薬コントロールとからなるグループから選択され、該コントロールの蛍光強度に対する相対的な蛍光強度の変化が呼吸する微生物の存在を示すステップと、(v) そのような増加が測定或いは観測されてないときに、上記の(ii)、(iii)と(iv)のステップを必要に応じて繰り返して、上記の溶液中の呼吸する微生物の存在を検出するステップと、を含んでなることを特徴とする、溶液中の微生物の存否を検出方法。
IPC (3件):
C12Q 1/04 ,  C12Q 1/18 ,  G01N 21/77
FI (3件):
C12Q 1/04 ,  C12Q 1/18 ,  G01N 21/77 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 微生物モニタリング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-098368   出願人:ベクトン・デイツキンソン・アンド・カンパニー

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