特許
J-GLOBAL ID:200903097393035888

振動締固め機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武田 賢市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-101709
公開番号(公開出願番号):特開平7-286306
出願日: 1994年04月18日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 駆動軸偏心振子に対する従動軸偏心振子の回転角を、該従動軸内に設けたロッドを軸内の中央部に位置させることで機体の中立状態として維持でき、ロッドを油圧により左右方向へ移動して前後進側に切換えることのできる振動締固め機において、ロッドの移動による前後進切換え操作を油圧ポンプによる圧油供給装置を使用して楽に行えるようにした大型機種にも適用可能な振動締固め機を提供する。【構成】 従動軸内におけるロッドの両端に設けられた油圧シリンダに、駆動軸の一端に設けた油圧ポンプから切換え弁を介して圧油を送り込み、中立時は圧油を切換え弁からタンクへ戻すことで従動軸偏心振子に回転角を与えず、前後進時は圧油がロッドを移動させて従動軸偏心振子に回転角を与え、かつ該ロッドの移動位置を保持するために必要とする以外の圧油はリリーフ弁によりタンクに戻るような圧油供給装置を起振体に備える。
請求項(抜粋):
互いに連動する平行な駆動軸と従動軸に位相を可変できる偏心振子を備え、駆動軸より回転を受ける従動軸ギアの内壁に傾斜溝を設けて、従動軸内に摺動可能に挿通したロッド中央部に突出したピンを前記従動軸の長孔を通して前記傾斜溝に係合し、前記ピンの両側には該ピンが前記傾斜溝より受ける軸方向への移動力を阻止するための一対のスプリングを設けて、更に前記ロッドの軸線上における起振体ケース両端に前記ロッドの前後進作動用油圧シリンダを設けた振動締固め機において、起振体ケースの一端に前記駆動軸により駆動される油圧ポンプを設けて、タンクからの油を前記油圧ポンプにより加圧して前後進切換え弁から前記ロッド両端の前後進作動用油圧シリンダへ送るための圧油回路と、前記前後進切換え弁に一部の圧油をリリーフ弁を介して前記タンクへ戻すための圧油回路とを備えていることを特徴とする振動締固め機。

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