特許
J-GLOBAL ID:200903097400723442

化学発光を利用した抗原・抗体の測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩見谷 周志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-195808
公開番号(公開出願番号):特開平5-018971
出願日: 1991年07月10日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【構成】 本発明の抗原・抗体の測定方法は、表面に抗体が固定された抗体電極を、被検液中に浸漬して抗原-抗体反応を行ない、被検液中の抗原を電極表面の抗体に固定し、化学発光性アクリジニウム誘導体で標識された標識抗体を上記被検液中に添加して再度抗原抗体反応を行ない、標識抗体を電極表面に固定されている抗原に固定し、次いで、該電極表面を洗浄して固定されていない標識抗体を分離した後、該電極を作用極として用いて、溶存酸素を有する電解液中で該酸素の電気化学的還元を行なって発光を行ない、その発光量を測定することにより被検液中の抗原の濃度を測定することを特徴とする。【効果】 本発明の方法は、抗原濃度が10-11 〜10-5g/ml程度の液の測定に有効であり、抗原濃度の変化に対しての発光量の変化が十分大きく、従来の方法に比して測定精度が著しく向上している。
請求項(抜粋):
表面に抗体が固定された抗体電極を、被検液中に浸漬して抗原-抗体反応を行ない、被検液中の抗原を電極表面の抗体に固定し、化学発光性アクリジニウム誘導体で標識された標識抗体を上記被検液中に添加して再度抗原抗体反応を行ない、標識抗体を電極表面に固定されている抗原に固定し、次いで、該電極表面を洗浄して固定されていない標識抗体を分離した後、該電極を作用極として用いて、溶存酸素を有する電解液中で該酸素の電気化学的還元を行なって発光を行ない、その発光量を測定することにより被検液中の抗原の濃度を測定することを特徴とする測定方法。
IPC (2件):
G01N 33/543 ,  G01N 21/76
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-006162
  • 特開昭63-057572

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